コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
それから時は流れた
オレらの代はのもうすぐ
一人前になるために神器の儀が始まる
まあ、もうすぐ卒業と言うわけだ
リディネスは力のコントロールが完全に出来るようになった
おかげで授業にも集中出来て
成績も安定してきた
教えて気づいたが
もともと彼女は理解能力が高く
力に振り回されなければ
彼女は何も問題なかった
彼女の飛躍的な成長に
周りでは変な噂が立っている
カンニング等のずるをしているとか
答案の職員室から盗んでいるとか
まあ、ただの嫉妬だ
確かに彼女は傾聴の天使だが
そんなことをするやつじゃ無いと
オレも先生も
神もわかっているだろう
バデイラ
バデイラ
重要なテストも終わり
多くの天使が神器の儀を心待ちにしている中
リディネスは
オレに植物園で待っていてほしいと言った
約束の時間が少し過ぎている
何をしてるんだろうか
ザッザッザッザ
バデイラ
リディネス
駆け足でリディネスがやってきた
手にはギターだっただろうか
楽器を持っている
リディネス
バデイラ
バデイラ
バデイラ
バデイラ
リディネス
リディネス
バデイラ
♪~~~
♫~~~
リディネスが弦をならす
きれいな音が自分の耳や
植物園の草木を揺らす
バデイラ
リディネス
リディネス
リディネス
リディネス
♩~~~
リディネス
バデイラ
ギターの音色と共にリディネスも歌い出した
それはなんとも美しく
心地良い響きだった
リディネス
リディネス
リディネス
バデイラ
何だろう
目が熱い
バデイラ
バデイラ
おれは泣いているのか?
何だろう
彼女の優しい歌声が
オレの心の何かがほどけていく
あれ?何だろう
この世界が色づいていく
何でだ?
オレの目はもともとおかしかったのか?
いや、違う
オレの目は正常だ
何が起こっている?
そうか、先生が言ったことはこういうことだったのか
オレはなにも感じて無かったわけじゃ無い
気づかないふりをしてただけなんだ
彼女と一緒にいたときの
あの違和感があった自分が本当の自分なのだ
彼女の優しい感謝の歌が
それを気づかせてくれた
♫
リディネス
リディネス
リディネス
リディネスが顔を上げると
泣いてるオレを見て驚いた
リディネス
リディネス
バデイラ
バデイラ
バデイラ
バデイラ
リディネス
バデイラ
バデイラ
バデイラ
バデイラ
バデイラ
バデイラ
リディネス
リディネス
バデイラ
オレは彼女の手を握っていた
バデイラ
リディネス
バデイラ
バデイラ
バデイラ
バデイラ
リディネス
リディネス
バデイラ
バデイラ
リディネス
バデイラ
リディネス
風が吹き
花びらが散る
オレらを祝福するように