あるところに
太陽がいました。
太陽は、とても元気で、優しく、 誰からも好かれるような 性格をしていました。
あるところに
月がいました。
月は、すごく優しく、 相手の気持ちを読み取ることや、 気遣いが得意でした。
けれど月は
太陽より前に出ることが出来ませんでした。
それは、太陽に迷惑がかかるのではないか。などの不安によるものです
月は小さいことでも、すぐ考えすぎてしまうのが少しだけ悩みでした。
ある日、太陽は困っている友達を見つけます。
太陽にはあまり友達がおりませんでした。
それも、太陽と月は一心同体。 月は大人しいので、 友達ができなかったのです。
なので、太陽は
数少ない中の友達が困っている。 助けなければ。と思いました。
太陽はすぐ、その友達にメッセージを送ります。
返信はすぐでした。
そうやって色々話していると
太陽はなんとなく話の内容が わかってきました。
太陽は優しさのあまり、冗談も 全て真に受けてしまったのです。
けれど、考えを読むのは得意なので
この話は本当じゃないのかな
と思いました。
その友達の他の友達は
そのことをわかっていたのかもしれません。
もしかしたら、私だけおかしいことを言ってしまったかもしれない。
太陽はすごく不安になりました。
そして、太陽は
逃げてしまったのです
太陽が後ろに来て、次は月に託す。 と、太陽は言います。
月は困ってしまいました。
太陽には太陽の友達がいる。 なのに、私が出るのは失礼では ないか?
もし、私と太陽が同じ存在だと分かったら……
月は「それはできない。」と太陽を説得しますが、心がズタボロに なってしまった太陽には 届きませんでした。
月は初めて世界を生で見ました。
太陽に話は聞いていましたが、 世界はとても、とても綺麗でした。
とりあえず、太陽がすごく大切に していた友達を探しました。
太陽が大切にしていた友達が いましたが、もちろん月のことは 知りません。
月は少し悲しくなりましたが
その人達と仲良くしようとしました
しかし、太陽と月はやはり 違くて、上手くいきません。
けれど月は 太陽の為に明るく生きることに しました。
太陽
その様子を見ていた太陽は 橙色の瞳に、黒髪の少女 だったそうだ。
コメント
2件
なんか...いいですね