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武道強迫性障害[完]T

第4話 - 武道強迫性障害4

350

2022年02月27日

#東リべ

謎｢クロユリ｣

武道

あぁ～あの馬鹿楓
昨日髪乾かさず

武道

寝たから風邪引いてさー

少し後ろでは

マイキー

ん、あれ？千冬のだち？

ドラケン

だな、

マイキー

いつもマスクしてんな

ドラケン

そうだな〜

マイキー

ってか千冬に絶対
触ったらダメって
言われたけど
なんだろうな

ドラケン

いつも千冬と1人の女
と一緒にいるよな
その女は触ってるよな

武道

｢なんかめっちゃ見てくる｣

タッタッタッ

千冬

相棒～！

武道

あ、千冬おはよう

千冬

おはよう

武道

今日体育あるけど
体操服持ってきた？

千冬

･･･あ、

武道

だと思って･･･はい

千冬

うぉ！ありがとう

武道

俺と身長変わんないし
着れるでしょ

千冬

そうだな〜

そう言って渡す

千冬

ｻﾝｷｭ

武道

うん

マイキー

あんなふうな奴と
絡んでんだな

ドラケン

だな〜不良じゃねぇな

武道

ﾊﾞﾁ
｢あ、やば｣

マイキー

ﾊﾞﾁ
｢お、｣

武道

ﾍﾟ､ﾍﾟｺﾘ
｢と、とりあえず
お辞儀しとこ｣

マイキー

ﾍﾟｺﾘ
｢･･･｣

マイキー

あいつ可愛いな

ドラケン

は？

武道

｢怖〜｣

武道

千冬、今日楓風邪

千冬

あいつでも風邪って
引くんだな･･･

武道

俺も思った

タッタッタッ

マイキー

おーい千冬！

千冬

どうも～

武道

ﾋﾞｸｯ!

ドラケン

ちょ、マイキー！

タッタッタッ

武道

･･･｢なんかきた｣

マイキー

おはようー

ドラケン

おはよう

千冬

おはようございます

マイキー

ん、こいつは？

千冬

俺のだちっす！

ドラケン

へー

マイキー

へー

武道

･･･ﾍﾟｺ

マイキー

･･･どうも！

ドラケン

突然すまん
おい、マイキー

マイキー

ねぇ、お前

武道

え、あ、はい？

マイキー

なんでマスクしてんの？

ドラケン

おい、

武道

･･･言わなきゃ
いけないんですか？

マイキー

･･･気になってさ(*^^*)

ドラケン

マイキー･･･

武道

･･･そうですね、
人に関わりたくないのと
自分の息が
黒く見えるので少しでも
紛らわしてます･･･

千冬

･･･武道

マイキー

黒く見える？

武道

あぁ、はい

マイキー

病気なのか？

ドラケン

お前、

武道

うーん、まぁはい

千冬

ｷﾞﾘｯ!

千冬

･･･もう学校行って
いいですかね？

ドラケン

あ、あぁ引き止めてすまん

千冬

･･･いえ、

マイキー

｢怒ってる｣

タッタッタッ

武道

･･･ｷﾞﾛ

マイキー

ﾋﾟｸｯ!

武道

｢千冬の気持ち考えろ｣

ドラケン

うわ〜すっげえ睨むな
あいつ怖えー

マイキー

ケンちん

ドラケン

あ？

マイキー

俺もしかして
やらかした？

ドラケン

あぁ、そうとうな
千冬もキレてたし
あのマスクのやつも
きれてたろ、

マイキー

･･･明日謝ろ

ドラケン

そうしろバカ

武道

(💢^ ω ^)

千冬

(´･_･`)

クラスメイト

なんだ？あいつら
喧嘩したのか？

クラスメイト

いや、だったら一緒に
来てないだろ

クラスメイト

あぁ、そうか

クラスメイト

なんかあったんだろ
ほっとけよ

クラスメイト

そうだな

千冬

俺のせいでごめん

武道

千冬のせいじゃない

武道

あのデリカシー
ない人の性

千冬

･･･でも

武道

俺が怒ってんのは
千冬の気持ちを
傷つけたあの人
に怒ってんの

千冬

俺のせいじゃ･･･

武道

千冬、お前は
俺が可哀想って
思ってるの？

千冬

そんなつもりじゃ

武道

でしょ、だったら
そんなへこむな

武道

いつもみたいに
明るくいて

千冬

･･･うん

千冬

｢武道はこんなに
強かったんだな
･･･俺が勝手に
勘違いしてた｣

千冬

｢守ってやらないと
って思ってたでも
違ったんだな
武道は、自分で
自分を守れる｣

武道

｢次は楓に頼んで
克服の準備をしよう｣

放課後

武道

今日は楓の風邪薬
買って帰るから
一人で帰るね

千冬

おう

千冬

また明日な

武道

うんバイバイ

武道

迷ってたらいつの間にか
時間過ぎてた･･･
早く帰ろ、ダッシュだな～

武道

楓心配してそう
めんどくさ･･･

武道

あ〜疲れた

武道

体力つけなきゃ

武道

こっからは歩いて帰ろ

そう、歩いて帰っていると

武道

｢後ろ誰かいるな｣

後ろを見ると、

ストーカー

ばぁ！

武道

！？

後ろをむくとすぐ近くに顔があった

武道

だ、れ？

ストーカー

あぁ！可愛い！
可愛い可愛い！

武道

え、？

ストーカー

やっと1人に
なってくれたね
僕のハニー

武道

｢何、こいつ
頭いってる｣

ストーカー

いつも僕を置いて
不良1人と女と
いるから
声掛けられなかった
んだよォ～！

ストーカー

も〜やっとだね！
嬉しいよ！

力が抜けてその場に座り込む

武道

え、いや、

武道

来んな、

こいつは何を言っているんだと意味がわからなく、混乱する

武道

ちか、ずくな(震)

ストーカー

震えちゃって
可愛いね！

そう言って武道の頬に

触れる･･･

武道

ﾋｭｯ、

武道

｢変な人、でも
こんな人でも
俺に触れて
汚れてしまった！｣

武道

ﾋｭ､ﾋｭ

ストーカー

え、どうしたの？
過呼吸？

武道

｢い、きが
うま、く｣

ストーカー

可哀想に今僕たちの
家に帰って休もうね♡

武道

い、やだ
ｶﾋｭ

躊躇(ちゅうちょ)なくその男は触ってくるさらに黒いモヤがその男を包む武道の視界はもうほぼ真っ暗だ

武道

ｱ､ｱｧ
ﾋｭ､ﾋｭ

ストーカー

あぁ可愛い
･:*:･(*´ｴ｀*)ｳｯﾄﾘ･:*:･

そこに、

マイキー

おい！何してんだ！

ドラケン

警察呼ぶぞ！

ストーカー

！？

ストーカー

チッ！

ストーカー

バイバイ武道君
またね♡

そう言い放って男は去っていった

マイキー

おい！まて！

武道

ﾋｭ､ﾋｭ

ドラケン

マイキー！
こいつ過呼吸だぞ！

武道

ｶﾋｭ,ﾋｭ､ﾋｭ

マイキー

くそ、

マイキー

おい！しっかりしろ

武道

ﾁｶﾁｶ
ﾋｭ､ﾋｭ

マイキー

水は危なそうだな

ドラケン

マイキー、
俺は水買ってくる

マイキー

わかった

武道

ｶ､ｶ､ﾋｭ､ｶﾋｭ

武道

｢く、る、しい｣

マイキー

おい！俺の声が
聞こえんなら
少しでもいいから
俺の指握れ！

そう言ってマイキーは武道の手を自分の方に寄せた

武道

｢掴、め掴め！｣

マイキー

！

痺れて上手く動かないが少しだけ握った

マイキー

よし、

マイキー

大丈夫だ、落ち着け
俺の呼吸に合わせて
ゆっくり息を吐くんだ

マイキー

吸って

武道

ﾋｭ､ﾋｭ

マイキー

吐いて、長く吐くんだ

武道

ﾌ､ﾌｩ

マイキー

これをずっとつづけるぞ

マイキー

吸って

武道

ｽｩ,ｽｯ、

マイキー

吐いて

武道

ﾌｩ、

これを少し続けると

マイキー

もう1回

マイキー

吸って

武道

スゥ

マイキー

吐いて

武道

フゥ〜

武道

はぁ、はぁ、

マイキー

だいぶ楽になったな

武道

あり、がとう

マイキー

喋れるな、でも
まだ喋んな

マイキー

今の呼吸まだ
続けといて
結構落ち着いたら
ケンちんが買った
水飲んどけ

武道

(*´-`)(* , ,))こくん

ドラケン

なんかマイキー慣れてたな

マイキー

この前テレビでやってた

ドラケン

･･･少しはいつも家で
ダラダラしてる
かいがあったな

マイキー

うっせぇ

ドラケン

ってか

ドラケン

まじであいつキモかったな

マイキー

走り方もキモかった

武道

･･･ﾌｩｰ

マイキー

多分ストーカーだろ？

ドラケン

だってお前
あいつ知らないだろ？

武道

(*´-`)(* , ,))こくん

マイキー

まじかよ･･･

マイキー

世の中色んなことが
起きるんだな･･･

ドラケン

な･･･

ドラケン

一応警察呼んどいたから
もうすぐ来ると思うぞ

武道

うん

武道

ありがとう･･･

武道

｢ほんとにこの人たちが
来てなかったら今頃
連れてかれてた｣

ｳｩｰｳｩｰ🚔🚨

マイキー

お、来た

ドラケン

まずは良かったな

武道

ありがとう

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