おれ
おれ
おれ
おれ
伏見ガク
配信中に急に現れたコメント。
これは鳩。
やってはいけない類のものだ。
だけど____
伏見ガク
俺は半分信じていた。
それは最近、剣持刀也に''異変''を感じていたから。
伏見ガク
剣持刀也
伏見ガク
剣持刀也
伏見ガク
剣持刀也からの''ごめんなさい''が増えた。
他の人にとっては普通なのかもしれない。
だけど、とうやさんは''ありがとうございます''だった。
それから俺はとうやさんを少し注意して見守っていた。
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助けて!!
伏見ガク
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嘘かもしれない。
だけどとうやさんは人を不安にさせるようなドッキリはしない。
コメントの文は焦って書いたのがよくわかるほど、誤字脱字があったりしていた。
そして''異変''
全てがパズルのピースのようにはまってしまった。
とうやさんの配信を見に行くと、本当に倒れていた。
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コメントにはいつもはツンデレなリスナーからの大量の心配の声があって、
伏見ガク
何故かぼーっとしていた。
伏見ガク
伏見ガク
伏見ガク
車の免許取っておけばよかったな、なんて思った。
伏見ガク
伏見ガク
合鍵を貰っておいてよかった。
いつもなら笑顔で迎えてくれるのに、今日は不自然な程に静かで、額に冷や汗が伝う。
伏見ガク
伏見ガク
扉を開けると、ツンとした匂いが鼻についた。
伏見ガク
そこには腕から血を垂れ流して倒れているとうやさんがいた。
伏見ガク
剣持刀也
伏見ガク
剣持刀也
剣持刀也
伏見ガク
剣持刀也
伏見ガク
剣持刀也
酷く慌てている。いつものとうやさんらしくなくて余計に不安を加速させる。
伏見ガク
伏見ガク
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伏見ガク
伏見ガク
伏見ガク
剣持刀也
伏見ガク
剣持刀也
伏見ガク
剣持刀也
伏見ガク
剣持刀也
伏見ガク
剣持刀也
何がよかったのかさっぱりわからない。
だけど少し安心してくれたことにホッとした。
伏見ガク
剣持刀也
伏見ガク
剣持刀也
伏見ガク
剣持刀也
伏見ガク
伏見ガク
剣持刀也
翡翠色の目が泳ぐ。
伏見ガク
剣持刀也
伏見ガク
剣持刀也
伏見ガク
剣持刀也
伏見ガク
彼はこんなにも弱ってしまっていたんだ。どうして気づけなかったんだろう。
こんなになるまで配信して、自分を責めて。
剣持刀也
伏見ガク
剣持刀也
伏見ガク
伏見ガク
剣持刀也
さっきからうるさいほどにブーブーとなっているスマホには、きっと心配の声が沢山来ているのだ。
剣持刀也
伏見ガク
剣持刀也
伏見ガク
剣持刀也
剣持刀也
とうやさんが覗いた携帯には、やはりたくさんの心配の声が届いていて、とうやさんは驚いているようだった。
伏見ガク
剣持刀也
伏見ガク
剣持刀也
伏見ガク
剣持刀也
あぁ、とうやさん、君は脆すぎる。故に美しすぎる。大好きだよ。
伏見ガク
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最後ゾワッてきたわ………あ、最高っす