テラーノベル
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桃赤
ダークブラウンの壁に暗めの照明
お洒落な音楽が静かに流れる空間
外は雨が降っていて
俺は外をぼんやり眺めながら
珈琲を1口、口に運んだ
赤
そう言ってケーキを持ってきたのは
このカフェの店長で、俺の好きな人
桃
赤
目をきらきら輝かせて語り出す姿はとても愛らしくて
赤
つい、見つめすぎた
桃
いただきます、とケーキを口に運ぶ
桃
赤
赤
桃
可愛いな、なんて思いつつ
ケーキをもう一口、口に運んだ
赤
桃
桃
俺がそう言うと
赤はふわふわした笑顔で微笑んだ
赤
桃
赤
赤は悲しげな顔で此方を眺めた
桃
またすぐ来るからさ、と赤の頭を撫でて
俺は鞄を手に取った
赤
赤
桃
今の、聞き間違いじゃないよな
桃
赤
桃
赤の恥ずかしがる顔が可愛くて
そういう俺も、
赤に負けないぐらい真っ赤な顔をして
桃
赤
赤
そう言って、赤は俺を外へ見送った
やばい、
赤
赤
初めて来た時から、好きで
少しずつ、話せるようになってきて
やっと、やっと連絡先を貰えた
俺、変じゃなかったよね
自然に聞けたかな、
赤
赤
コメント
25件
フォロー失礼します!
大好きすぎます、この大人な恋愛観が大好きです
えまってまぢ天才、、このお話メモで書いてるやつLINEでこの前続きわからん言うて送ってきてたけど天才的な続きかけてんじゃねえかよおい!!!!!!ふざけんな!!!!(泣)