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<コウ視点>
コウ
コウ
コウ
オレの周りでは多くの人が倒れている
村の奴らは揃いもそろって襲ってきたが
すぐにこんな状態になってしまった
もちろん殺してはいない
だが
首がもげると思うほどの水圧の水をかけたり
水の中に溺れさせて
その後、肺の中の水を吐き出させるのを繰り返したり
そんな事をしてると
すぐに疲労で周りの人間は伸びた
はっきり言ってオレは物足りないが
後は黎に任せよう
タッタッタ
コウ
<黎視点>
コウ
黎
いつもとほとんど変わらない笑顔で
コウは僕を迎えてくれた
笑顔の下には、まだ微かに怒りを感じる
彼のそばには、多くの人が倒れている
全員呼吸はしているが
ほとんどが気絶しており
他の人もぐったりと
地面に身を委ねている
コウ
コウ
黎
コウ
黎
僕は預かっていた花をコウに渡した
コウ
コウ
黎
黎
黎
コウ
コウは近くの岩に座った
僕は村の人たちに近づく
タカダ ユキヒサ
タカダ ユキヒサ
タカダ ユキヒサ
黎
黎
黎
黎
黎
タカダ ユキヒサ
黎
黎
黎
黎
黎
黎
黎
黎
黎
黎
黎
黎
黎
黎
タカダ ユキヒサ
黎
黎
黎
僕はタカダ ユキヒサの手を持った
黎
タカダ ユキヒサ
黎
黎
黎
黎
黎
黎
黎
黎
僕はその手をじっと見た
自然と口角が上がっていく
黎
黎
黎
黎
黎
黎
黎
黎
黎
黎
タカダ ユキヒサ
黎
黎
ガブッ
タカダ ユキヒサ
<コウ視点>
コウ
村の人たちの悲惨な叫びが背後から聞こえる
黎の罪は人の肉を喰うことではなく
人に過大な罰を自ら下した事が主であり
神に任された地の管理者として
その地で罪を犯した人に
適切に罰を下すのは
黎の罪にはならないらしい
しばらくぼーっとすれば
叫び声がなくなり
足音が遠くに行く音がした
振り返れば
村の奴らは居なくなっていた
黎
コウ
黎
黎
黎
黎
黎
コウ
黎
黎
黎
黎
黎
黎
コウ
黎
コウ
オレは手元の花を見た
赤と白のきれいな花
まるであいつの服のように
ああ、もう
行ってしまったんだな
コウ
黎
コウ
黎
コウ
黎
オレと黎は歩き出した
コウ
コウ
コウ
黎
黎
黎
コウ