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<コウ視点>

コウ

はあーーー

コウ

なっさけないねえー

コウ

大の大人が

オレの周りでは多くの人が倒れている

村の奴らは揃いもそろって襲ってきたが

すぐにこんな状態になってしまった

もちろん殺してはいない

だが

首がもげると思うほどの水圧の水をかけたり

水の中に溺れさせて

その後、肺の中の水を吐き出させるのを繰り返したり

そんな事をしてると

すぐに疲労で周りの人間は伸びた

はっきり言ってオレは物足りないが

後は黎に任せよう

タッタッタ

コウ

お、おかえりー

<黎視点>

コウ

お、おかえりー

ああ

いつもとほとんど変わらない笑顔で

コウは僕を迎えてくれた

笑顔の下には、まだ微かに怒りを感じる

彼のそばには、多くの人が倒れている

全員呼吸はしているが

ほとんどが気絶しており

他の人もぐったりと

地面に身を委ねている

コウ

武器はとりあえず、壊したり、川底に埋めたりした

コウ

木霊は?

無事に旅立ったよ

コウ

そうか

これ木霊さんから

僕は預かっていた花をコウに渡した

コウ

あいつが?

コウ

・・・きれいだ

君はもういいよ

後は僕がやる

それを大事に持ってて

コウ

ああ

コウは近くの岩に座った

僕は村の人たちに近づく

タカダ ユキヒサ

お、おお

タカダ ユキヒサ

鬼神様、どうか・・・

タカダ ユキヒサ

どうか、許しを・・・

鬼神?

僕はあなた達にとって

醜い鬼なのではないのですか?

だから

このような騒ぎを起こしたのではないのですか?

タカダ ユキヒサ

それ・・・それは・・・

いいです

そんな理由でも

あなた方は森に侵入し

約束を破り

多くの命を無差別に破壊しようとした

時として、人は

種族の違う、通じ合えない命をむげに扱います

しかし

あなた方は

人としてでなく

命としても罪を犯しています

幼く、罪なき人の子を

持つ力で支配し、心身共に殺そうとしたのです

愚かなことです

タカダ ユキヒサ

それは、鬼神様!

以上を考慮し

僕はこの森の主として

あなた方に罰を下します

僕はタカダ ユキヒサの手を持った

あなた達、惜しかったですねー

タカダ ユキヒサ

え?

確かに僕は人の肉は好きですが

人の肉でも僕には好みがあるんですよ

木霊さんのような

純粋で

無垢で

栄養状態も良くない

あんな人、僕の好みじゃないですよー

僕は好きな肉は

僕はその手をじっと見た

自然と口角が上がっていく

あーー

栄養状態が良くて

ふふ

肉をつけていて

傲慢で強欲な人の肉

はは、んーーー

そんな人の肉って

味が濃くて

ふふふ

ほどよく苦みがあって美味しいんですよね

タカダ ユキヒサ

お、鬼神様!

僕は、神でも仏でもないですよ

・・・いただきます

ガブッ

タカダ ユキヒサ

あ”ーーーー!

<コウ視点>

コウ

・・・

村の人たちの悲惨な叫びが背後から聞こえる

黎の罪は人の肉を喰うことではなく

人に過大な罰を自ら下した事が主であり

神に任された地の管理者として

その地で罪を犯した人に

適切に罰を下すのは

黎の罪にはならないらしい

しばらくぼーっとすれば

叫び声がなくなり

足音が遠くに行く音がした

振り返れば

村の奴らは居なくなっていた

あー、美味しかった

コウ

全部喰ったのか?

まさか、さすがにそれは神に叱られる

また暗闇の中は勘弁だ

小指を両手で一本ずつもらっただけさ

首謀者で、木霊さんの主人であるタカダに関しては

左手は二本もらった

コウ

村人達は逃げて行ったのか?

ああ

気絶した人も居たけど

みんな連れて行ってくれたよ

手間が省けた

はーーー

久々の人の肉に大満足さ

コウ

骨も喰ったんだろ?

骨の食感がいいんじゃないか

コウ

そうか・・・

オレは手元の花を見た

赤と白のきれいな花

まるであいつの服のように

ああ、もう

行ってしまったんだな

コウ

なあ、黎

何?

コウ

押し花の作り方知ってるか?

うん

コウ

教えてくれ

もちろん

オレと黎は歩き出した

コウ

てか、村人達

コウ

帰して良かったのか?

コウ

やっかいのことになったりしないか?

うーん

多分平気だよ

僕の予想通りならね

コウ

そうか

枯れた花は水と共に

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