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書斎
ハツネ
え、この書類全部?
ハツネ
ハツネ
ハツネ
ハツネは祖父の代から家に仕える狐獣人のメイドだ
主に事務周りの手伝いをしてくれる
ハツネ
ハツネ
ハツネのこちらを見る視線が冷たい
今まで逃げ回ってきたツケだな
今日はおとなしく書類を終わらせよう
集中して順調に書類の山を片づけていく
ハツネ
ハツネ
今は集中力が波に乗っている
手を止めずに食べられるものがありがたい
昼食後しばらくは調子が良かった
だが、今はとても眠い
外からの陽が部屋を暖かくし睡魔が猛威を振るう
ハツネ
ハツネ
ハツネがソファでこちらを呼んでいる
膝枕か?まさかな
いや俺は眠くないぞ
ハツネ
ハツネ
ハツネ
ハツネ
ハツネにそっぽを向かれてしまった
いや、やっぱり眠かったんだ
今日にいたっては仮眠は許されないと思った
ハツネ
ハツネ
ハツネ
膝に寝転がると頭を撫でられ直ぐに寝落ちた
ハツネ
ハツネ
もう時間か
身体を起こそうと手を動かすとハツネの尻尾があった
毛布の代わりにしてくれてたのか
やっぱり気持ちいいなハツネの尻尾は
サラサラでふわふわな毛並みの尻尾はいつまでも触っていられる
ハツネ
ハツネ
ハツネ
そう言いハツネは足早に書斎から出て行ってしまった
残りも気合い入れてやるか
これ以降は特に何もなく淡々と書類の山を片付けていった
これが最後の一枚
問題なし、サイン書いて
やっと終わった
ハツネ
ハツネ
ハツネ
気をつけるよ
ハツネ
ハツネ
ハツネ
ハツネ
ハツネ
ハツネ