夕暮れの書斎。
机に向かって偉そうに座る王子、いるま。
しかし、その顔はまだ赤く、昨夜の涙の名残が見える。
いるま(王子)
拳を握りしめ、心の中で自分に言い聞かせる。
すちはにこやかに微笑み、紅茶を差し出した。
すち(執事)
すち(執事)
いるま(王子)
いるま(王子)
いるま(王子)
耳まで真っ赤になり、手が少し震えるいるま。
なつは冷静な視線で机の向こうから言う。
なつ(執事)
なつ(執事)
いるま(王子)
いるま(王子)
いるま(王子)
思わず声を荒げるが、言えば言うほど赤みが増す。
すちはさらに優しい声で続ける。
すち(執事)
すち(執事)
すち(執事)
いるま(王子)
膝を抱えて机に伏せるいるま。
なつは机を軽く叩き、少し意地悪な笑みを浮かべる。
なつ(執事)
なつ(執事)
いるま(王子)
いるま(王子)
必死に否定するが、声は震え、目には涙が光る。
すちは机越しに顔を近づけ、甘い声で囁く。
すち(執事)
すち(執事)
いるま(王子)
思わず布団の代わりのクッションに顔を埋め、じたばたと暴れる王子。
なつは淡々と、しかし小さく笑いながら、最後の追撃。
なつ(執事)
いるま(王子)
完全に観念し、頬を真っ赤にしたまま、息を荒くするいるま。
すちはにこりと微笑み、紅茶をそっと差し出す。
すち(執事)
――こうして、いじわる執事たちに完全に翻弄される王子。
でも、どこか嬉しそうな表情を隠せない、ツンデレらしい午後だった。
主だよ☆
主だよ☆
主だよ☆
主だよ☆
主だよ☆
主だよ☆
主だよ☆
コメント
6件
可愛い、もう毎回可愛い…w
もしや耳攻めでh((((殴 耳弱い子好きなんよね俺()