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#BL
kaede🍁
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ruruha
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コメント
3件
みぅです🥀🤍 第1話、読み終わりました。 冒頭の地獄絵図から、らっだぁと過ごす穏やかな時間のギャップがすごく切なかったです。 「♡♡♡たくない、でも♡♡♡」――その台詞が胸に刺さりました。 声に抗いたいのに身体が言うことを聞かない苦しさが、静かに伝わってきて……読んでるこっちも息が詰まりそうでした。 プロローグとのことで、これからルールが出てくるんですね。 救いがあるかは読者次第……怖いけど、ちゃんと最後まで見届けたいです。 だこさんの紡ぐ言葉、これからも受け取らせてください🌙
街全体が炎と悲鳴に包まれる中俺はただひたすら、大切なあの子もとへと走り続けた
勇者
見渡す限り積み重なる死体と徘徊する魔物、燃え広がる炎が地獄絵図としか呼べない光景が広がっていた
勇者
なぜ勇者の自分が守っているはずの街が地獄と化しているのかその理由はどうしても思い出せない
ただ一つわかることがあるとすればあの子の場所に行かなければならないことだ
モブ
斬れ
頭の中に声が響いた瞬間守るべきはずの人間を斬らなければならないという衝動が湧き上がってくる
勇者
モブ
だから俺は指示へ従い躊躇いも震えもなく首へ刃を振るった
結果相手は悲鳴を上げることもなく力尽き、その場へ静かに崩れ落ちた
勇者
声が響くたび、俺は体も頭も自分の意思では制御できなくなっていく
それがどうしても恐ろしくて怖い
勇者
死体に手を合わせたのち俺はあの子の元へ足を進めた
街から遠く離れた辺境に、あの子と暮らす小さな家がある
街のあの地獄絵図とは対照的に、森へ入った途端辺りは驚くほど穏やかでのどかな景色に変わっていた
だこ
だこ
だこ
だこ
ガチャ
不明
不明
不明
家へ帰ると大切なあの子がいて胸を撫で下ろしたが抱きしめようと手を伸ばいたはずなのに、体はぴくりとも動かなかった
勇者
不明
らっだぁ
不明
不明
不明
らっだぁ
この子に強く名前を呼ばれるたび、不思議と頭の中で響き続けていた声が一時だけ静かになる気がする
不明
らっだぁ
不明
らっだぁ
正直、この子が作る料理はゲテモノばかりでとても人間の胃に優しいとは言えないものばかりだ
不明
らっだぁ
数十分後
不明
らっだぁ
運ばれてきた料理は何を作ろうとしたのか見当もつかず、生焼けであり焦げだらけところどころから酸っぱい匂いまで香る
らっだぁ
らっだぁ
不明
らっだぁ
らっだぁ
不明
頭を撫でるとその手に擦り寄ってきてとても可愛らしい
らっだぁ
不明
らっだぁ
甘いような、辛いような、生臭いような……形容しがたい味が口の中で不協和音のような旋律を奏でている
らっだぁ
飲み込むたびにHPが減って状態異常になっている感じがするが好きな子が作ってくれた料理、残すわけには行かないのだ
不明
らっだぁ
不明
らっだぁ
不明
らっだぁ
不明
不明
自分の地位も身分も、守るべき民さえ捨ててしまったがそれでもこの子と二人ならどこまでも歩いていける
____そう信じている。
信じさせてほしかった
その日はいつも以上に頭がぼんやりとして、何も考えられないまま時間だけが過ぎていった
不明
不明
らっだぁ
手を握るあの子の小さな体温は確かに温かいのに、体の芯は冷え切ったままだ
立ち上がり剣を握れ
らっだぁ
不明
あの子は何か嫌な気配を感じ取ったのか部屋の奥へ向かって走り去ってしまった
追いかけろ
不明
らっだぁ
攻撃をしろ
不明
俺が剣を振りかざすと、あの子は紙一重でそれをかわしそのまま地下通路へと駆け込んでいく
追いかけろ
勇者
不明
頭に響く声に従って走り続けているうちに気づけば俺はあの子を逃げ場のない場所まで追い詰めていた
らっだぁ
地下通路は敵に追われても逃げ切れるよう複雑に入り組んだ逃走経路として造られている。
不明
子供が1度や2度通ったくらいでは覚えられないほど複雑に
不明
殺せ
らっだぁ
らっだぁ
無言のまま刃を振るい逃げられないようにあの子の足を切断する
不明
彼はその場に崩れ落ち、痛みに耐えるように身を縮めた
不明
殺せ
らっだぁ
不明
不明
不明
らっだぁ
らっだぁ
不明
殺せ
らっだぁ
不明
不明
あの後の記憶は残ってない。覚えてない気付けば王都の祭りの主役として参加していた
勇者
話を聞けば長らく誰にも倒せなかった街を滅ぼした魔王が討伐され、俺のもとには莫大な報奨金が振り込まれていた。
勇者
何もわからない。声はあれっきり頭に響かなくなった
神様は、どこまでも非情だった。
勇者
トゥルーエンド1【英雄】