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アメリカ(異)
アメリカ(異)
アメリカ
アメリカによく似た者は突然 異形を全員殺したかと思えば、 アメリカに興味を示す顔でアメリカを見ていた
勿論、その光景を理解するのは 時間がかかった
アメリカ
アメリカ(異)
アメリカ(異)
信じられない状況だったが、アメリカは何とか状況を整理して、冷静に問いただす
アメリカ
アメリカ(異)
アメリカ
アメリカ
アメリカ
アメリカ(異)
とはいえ目の前に自分がいる、という状況にはやはりまだ混乱が入り交じる。
可能性を探るべく集中して考えをめぐらせていると
スチャ
頭に重い何かがあたる。
何かと思い目線を上にあげると
それは血がこびりついた銃だった
アメリカ
突然頭に銃を当てられ、軽く動揺を見せる
自分によく似た者はさっきまでの様子とは 違って、冷たい目でこちらを見下ろしていた
アメリカ
アメリカ(異)
アメリカ(異)
アメリカ
アメリカ(異)
アメリカ
アメリカは銃の重さ的に、自分のことを本気で殺そうしているということを察知していた
一度余裕を見せることにより、わんちゃん つまらなくなり見逃してもらえるかと思った。
…むちゃくちゃだが、生き残る方法は即興ではこれしか思いつかなかった。
アメリカ(異)
アメリカ
アメリカ(異)
アメリカ(異)
アメリカ
アメリカ(異)
アメリカ(異)
アメリカ
アメリカ
アメリカ
アメリカ
突然、道端に移動させられた
いや、瞬間的に移動させられたというのだろうか
アメリカ
目の前に広がるのは、自分が知らない場所。
それと
血と死体で塗れた道
アメリカ
アメリカ
壁も、床も、全て誰かの血で汚されている
まさに地獄絵図と言えるような状況だった
軽く周りを見渡しても、同じ光景が広がり続けていた。
アメリカ
悩んだ結果、一度この場から離れることにした。
こんなところに留まり続けたら、きっと 精神がおかしくなってしまうだろう
べちゃべちゃと音を鳴らし、地面に血溜まりを広げながら歩く
アメリカ
アメリカ
そうして考え事をしながら彷徨い続けていた。
カツン
アメリカ
足に金属のようなものが当たる
アメリカ
当たったものを拾い上げ、適当に服の袖で 血を拭ってみた。
判断がしづらかったが、形状的に銃のようなものであると分かった
しかし、銃と行っても形が歪なのだ
今まで何度か銃は握ってきたが、今自身が持っている形状の物は見たことがなかった
アメリカ
べチャリ…
アメリカ
足音のようなものが聞こえ、すぐに後ろに振り向く。
そこには獣のような異形がいた
アメリカ
危機感を持たずに動かずにいると、異形は奇声をあげながら襲いかかってきた。
アメリカ
急に攻撃をされ動揺が隠せない。
飛び下がろうとするも、血で足を滑らせてしまう。
アメリカ
何とか立ち上がろうとするが、滑って上手く動くことが出来ない。
そんな様子をみて、異形は勝ち誇ったかのように襲いかかってくる。
アメリカ
まずい、殺される。
そう肌から感じ取ったアメリカは、 咄嗟に銃を構えた。
そして祈るかのように引き金を引いた。
周辺には銃発ではなく、超音波のような音が響いた
アメリカ
恐る恐る顔を上げると、体が貫かれ、穴から煙を上げている異形がいた
間もなくして、それは地面に倒れ込み、死体と紛れ込んでいた
アメリカ
そう呟き、手に取った銃を見つめる
アメリカ
アメリカ
思考をめぐらせ、ひとつの考えに辿りついた
対抗策だ
きっとこの武器なら、 あの化け物たちも倒せる。
アメリカ
アメリカ
…まさか異形の武器を手に入れるなんて
あのアメリカは、なんて運がいいんでしょう
もしかしたら、私たちが負ける未来もあるかもしれません
嗚呼、本当にこれだから…
世界は面白い。
コメント
9件
このストーリー好きすぎる❤︎あぁぁ、早く続きが見たいね✨まじで創作者天才☆
よかったぁぁぁメリカが生きてるぅぅぅ
やっぱりアメさんはこうでなくちゃ(?) やっぱり正常で強気なアメさんは安心しますね()