/s/[storyId]/_components/heading/assets/back_arrow_icon.4081080bcaba67b8.svg){kind=icon}
/s/[storyId]/_containers/report-container/assets/more-icon.20cfac1b79e24f56.svg){kind=icon}
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。
テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
タイトル、作家名、タグで検索
ストーリーを書く
テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
タイトル、作家名、タグで検索
ストーリーを書く
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。
コメント
4件
最高ですやん
最高という名の生命体
Dを医務室に運んだ
全員がアイツらだってなんとなく察してる
そしてあれから
30分が経とうとしていた
甲斐田晴
まだDは目を覚まさない
叶
みんなが気を使ってか､誰も僕達の事を問い詰めない
勿論､聞かれたら答えるつもりだ
だけど
甲斐田晴
もちろん甘えてるって分かってる
だけど言いたく無いんものは言いたくない
長尾景
葛葉
甲斐田晴
僕が
僕が､もっと強かったら
不破さんを庇った時､僕がすぐに目を覚ましていれば
甲斐田晴
僕のせいだ
不破湊
不破湊
痺れを切らしたのか不破さんが話を切り出す
みんなが顔を上げてこくりと頷く
だが
また沈黙が訪れる
弦月藤士郎
弦月藤士郎
不破湊
そしてまた淡々とみんなが自己紹介を済ます
またもや､沈黙が訪れる
あまりの気まずさに､壁に目を逸らす
気分が悪い
甲斐田晴
加賀美ハヤト
甲斐田晴
加賀美ハヤト
甲斐田晴
甲斐田晴
多少フラつきはするが､歩くだけなら大丈夫
別に後ろから止める声もなかった
僕はそのまま病室を出た
ガチャ
バタンッ
甲斐田晴
気持ち悪い
とても気持ち悪い
吐き気がもよおす頭痛が体にまとわりつく
なんとなくで部屋に鍵を閉める
甲斐田晴
ベットに倒れ込む
息をするだけで視界が霞む
ベットのシーツにシミができる
むーちゃん
甲斐田晴
いつの間にか僕の頭の隣にむーちゃんが座っている
むーちゃんの頭にそっと手を置く
甲斐田晴
むーちゃん
目の前の猫がゆっくりと微笑んだ気がした
むーちゃん
甲斐田晴
気持ち悪さは変わらない
だけどこの体温が暖かい
甲斐田晴
ホントは休んでる暇なんて無いんだろうな
動かなきゃ
甲斐田晴
みんなに説明しなきゃ
僕の事､全部
甲斐田晴
立って
みんなの所に
甲斐田晴
むーちゃん
むーちゃん
甲斐田晴
甲斐田晴
むーちゃん
気持ち悪くない
体が軽い
むーちゃん
甲斐田晴
甲斐田晴
むーちゃん
甲斐田晴
ベットに埋めていた顔を表に出す
空気を肺いっぱいに吸い込む
甲斐田晴
むーちゃん
甲斐田晴
どっちかというと
溢れ出した
と言った方がいいのだろうか
緊張が解けて
今たで我慢していた全てが開放された
という感じだろうか
甲斐田晴
目が熱い
体が熱い
むーちゃん
甲斐田晴
言わなきゃダメなのに
僕は甘えちゃダメなのに
甲斐田晴
むーちゃん
むーちゃん
むーちゃん
甲斐田晴
むーちゃん
むーちゃん
/s/[storyId]/_containers/next-in-series-container/next-in-series/assets/list-icon.c10ab777f3210550.svg){kind=icon}
作品ページ