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好 き じ ゃ な い

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好 き じ ゃ な い

3 - 聞 こ え な い ふ り

♥

30

2024年10月25日

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あの日からおかしかった

今まで仲良くしてきた子が嘘みたいに

毛皮らしい目で見てくるから

もしかして…

と思ったけど

誰も居なかったし、無視する理由には

ならないから違う

そうやって探っているうちに

陰口を言われるようになったり

教科書に落書きされたり

ネットに悪口を書かれたり

イジメられるようになった

   と思う

 

 

 

「 いじめられてんの? 」

 

お兄ちゃんにはお見通しだったのかな

動揺した割にはそんなことしか考えなかった

『 多分…?笑 』

「…」

  

何かを考えてるように見える

お兄ちゃんってこんな顔できたんだ

こんな状況でしょうもないことを考えられる

私が誇らしい

  

「 するぞ… 」

  

何?聞こえないってば

「 て…こうするぞ 」

だから聞こえないって

  

「 転校するぞ!!」

  

  

  

  

  

大声が聞こえた

生徒が集まっていく中

俺は逆の方へと足を進める

だって

俺は見てたから

盗み聞きなんてしょうもないよな

・俺を振った奴が転校する・

ただそれだけなのに

  

  

さっさと忘れたい

俺のせいで…俺のせいで…

悩まなきゃいけなかった原因の彼奴が

転校するという俺にとってのチャンスを

見逃すな

さっさと忘れるんだ

  

  

気付くと隣には青根がいた

俺より頭1つ分背が高い青根は

何かを真剣そうに考えていた

俺のつむじを見て何を考えてるのだろうか

まぁ、どうでもいいけど

  

  

  

  

  

  

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