ジサツ願望
注:ホラーではないホラー(?) 🐇&🤪
し
い
事務所のオフィス。
俺は自席で仕事を片付けていた。
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い
PCから顔を上げずに聞き返す。
それと同時に、周りがざわついていることにも気がついた。
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い
し
い
淡々と言葉を並べて返事をする。
声色にだけ気をつけて。
し
嫌やな、そういった彼
彼の目に映っていたのは、光り輝く板だけだった。
こんな活動をしているからか、勿論声だけを聞けばただ会話しているだけだろうと感じるだろう。
だが実際はそんなことはなくて、PCから一切目を話さない彼との会話だ。
更には、噂にもさらさら興味のなさそうな感じ。
噂の内容。
それは、
Ifさんには自殺願望がある
...というものだった。
し
い
し
そう言って彼から離れ、自席に戻る。
俺の席は丁度まろちゃんの席から数列後ろ。
何時でもまろちゃんが視界に入る状況ということ
なにかあればすぐにでも──。
それから数日後。
彼の様子は何も変わらなかった。
だが、噂はヒートアップしていくばかりで、もう会社全体にまで回っている状況だ。
メンバーだって、事務所の仕事を減らすだの、相談しろよだの、配慮をし始めている。
それでも本人には回らせない配慮は凄い様子で。
でも、最近少しまろちゃんが可笑しいような気がしている。
と、言うことでド直球に聞きに行きます。
し
い
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い
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い
声色も、前とは違った。
淡々と言葉を並べているだけ。
感情の起伏も分からなくなっていた。
し
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ようやく手を止めて、こちらを向いた
久しぶりに合わせた瞳は、何も映していなかった。
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し
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い
い
い
し
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い
そう言ってPCを指さした彼。
邪魔だ、と言っているのか
し
そしてその場をそっと離れた
次の日には、噂も真実も無くなっていた
い
[END]
明日の投稿よろしくな( 'ω')ノシ
コメント
8件
なり久しぶり。るなだよ
明日投稿できへんのほんまに悲しい―、!😭😭 ちゃんと投稿するからなー! またまた神作を生み出して、、ほんまに最高ぅ!!👍
後うちのこと覚えてたりしますか、?w(( はっ…神作見つけた…!!齋さんの作品はいつ見ても神作ですね(*´꒳`*)