叶
叶
フイッと目を逸らして言った。
刀也
葛葉の機嫌が良くないみたいだし、今日はできないかもしれない。
叶
また葛葉のほうを向くと、真剣な顔をして言った。
葛葉
ごめん、葛葉にはまだ言えない…。
叶
葛葉
葛葉
刀也
僕葛葉が好きだし浮気なんてしない!
刀也
葛葉
刀也
葛葉
正確には抱き合ってはない。抱きしめられてると言うほうが正しいけれど、今余計なことを言うとヒートアップさせてしまう。
叶
叶くんがパッと手を離すとほぼ同時に葛葉は僕を抱き寄せた。
叶
プレゼントを差し出すと、葛葉はバッと奪い取るように受け取った。
それからヒョイッと僕を持ち上げて横抱きにすると早足で家に向かった。
家に着くとすぐに葛葉の部屋に連れ込まれた。
家を出るまで配信をしていたのか、配信終了という画面が表示されていた。
僕は少し乱暴に机に手をつかされた。
刀也
刀也
僕は口をへの字に曲げ、眉を下げて今にも泣き出しそうな顔で振り向いて葛葉を見つめると、葛葉は大きなため息をついた。
葛葉
刀也
目に張っていた涙がついにポロリとこぼれ落ちた。
葛葉は、嗚咽を漏らしながら泣く僕を暫くジッと見つめてから、ため息をついて、乱暴に頭を掻いた。
葛葉
葛葉
ぐすんと鼻を啜りながら頷くと、チュッと軽く唇が触れた。
僕は一瞬目を丸くしたけれど、すぐに笑みが漏れた。
何度かバードキスをしていると、だんだん唇が離れる回数が少なくなっていき、気がつけば舌を絡ませる濃厚なキスをしていた。
刀也
机に手をついて、お尻を突き出し、後ろにいる葛葉を振り返る体勢は少しキツイけれど、キスが気持ちよくてどうでもよくなってくる。
葛葉とのキスに夢中になっていると、葛葉の手がモゾモゾとお腹の辺りをまさぐり、服の下に手を入れると、スルスルと手を上に滑らせ、小さな突起を見つけると、キュッと少し強く摘んだ。
刀也
摘んだ後は、引っ張り上げ、ギュッと押しつぶした。
乳首を引っ張りながらこよりをつくるようにクリクリと捏ねられると、体が魚のようにビクンと跳ね、勝手に腰が揺れる。
刀也
葛葉
刀也
乳首だけでイきたくない。 そう目で訴えかけるけれど、葛葉はニヤリと笑うだけでやめてくれない。
暫くすると突然パッと手を離し、ちょっと待ってて。と言って部屋から出ていった。
刀也
やめちゃうのか?
嫌だ、もっとシたい。
そんな風に思っていると、葛葉が戻ってきた。
…が、何故か片手にはディルド、もう片方の手にはローターとプジーを持っていた。
のだが、剣持はプジーという物を知らず、不思議そうにその細い棒を見つめていた。
コメント
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ほんとに大好き
めっっっっっちゃ好きです!! 続きちょー楽しみです!!