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キョウフタイケン

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キョウフタイケン

1 - キョウフタイケン

2019年10月12日

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これは私が5年前に体験したことです

ある朝、登校中。 私は近所の仲良くさせてもらっている女性に折り鶴を2ついただいた。

この時の私はまだ知らなかった。 この折り鶴がのちに恐ろしい事件を引き起こすということをーーーー

朝、私はいつも通り友達と学校へ向かっていた。 途中、近所に住む女性と出会った。

近所の女性

あら、ユウアちゃん、レイラちゃんおはよう☀

私(田中 ユウア)

おはようございます!

友達(久保 レイラ)

おはようございます!

近所の女性

2人とも、いつもちゃんと挨拶して偉いね〜

近所の女性

そうだ!いつもちゃんと挨拶していて偉いと思ったから、
私、2人に渡したいものがあるんだった。

近所の女性

ちょっとまっててねー

30秒後...

近所の女性

はい。これ。

女性の手にあったのは、4羽の折り鶴だった。

私(田中 ユウア)

ありがとうございます!

友達(久保 レイラ)

ありがとうございます!

近所の女性

どういたしまして。
じゃあ今日も気をつけて行ってきてね。

私(田中 ユウア)

はい。
行ってきます!

友達(久保 レイラ)

行ってきます!

私とレイラは、貰った鶴を見ながら学校へ行った。 私の地域では、鶴についてこんな言い伝えがあったのである。

その言い伝えとは、

他人から気持ちの籠った鶴を貰うと、15時間以内にその人は心霊現象に遭う。

ということだった。

実際に友達の数人はあったことがあるらしい。 どういう経緯で貰ったのかは知らないが、 私とレイラは恐怖でしか無かった。

私(田中 ユウア)

ただいまー

おかえりー

私(田中 ユウア)

鶴さんどうしよう・・・
そうだ!

私は、鶴さんを勉強机の棚に置いた。

私(田中 ユウア)

何も起こりませんように!

その日の夜。

私(田中 ユウア)

おやすみー

おやすみ

私(田中 ユウア)

鶴さんいただいたけど、特に何も起こんないじゃん!

私(田中 ユウア)

言い伝えって全部本当じゃないんだなぁ。

私(田中 ユウア)

私(田中 ユウア)

私(田中 ユウア)

なんか今日寝れない・・・
今何時だろう。

時計:3時

私(田中 ユウア)

もう3時じゃん!
早く寝ないと!
明日も学校だし!
あー寝付けない!

は・・やく・ね・ろ...

私(田中 ユウア)

え?誰?

それは、今まで聞いたことの無い低い声だった。

ろ!

私(田中 ユウア)

ひぃ!

私はそのまま目をつぶって寝てしまった。 いや、恐怖で気を失ったという方が近いのかもしれない。

次の日

私(田中 ユウア)

なんか、昨日は変だったな・・・
ってアレ?鶴さんがいない!

そう。昨日たなの上に置いた鶴さんがいなくなっていたのである。

私はそのまま学校へ行った

友達(久保 レイラ)

おはよう・・・

私(田中 ユウア)

おはよう・・・
今日眠そうだね。どうしたの?

友達(久保 レイラ)

実はさ・・・

友達(久保 レイラ)

って言うことが起きたんだよね。

友達が話した内容は、私が体験したのと同じだったのである。

私(田中 ユウア)

私も・・・

友達(久保 レイラ)

じゃあ、この現象の正体は、鶴さん?

私(田中 ユウア)

だね・・・

それから私たちは鶴さんはどういう理由であれ貰わないようにした。 しかし、5年たった今でも、その鶴さんは見つからないままだ。 鶴さんがどこへ行ってしまったのかは私たちは分からない。 ひとつ分かることは、

言い伝えは信じなければならない。 ということだ

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