朝霧封和
日向翔陽
翌日の朝。
普段通り登校すると、
日向くんが土下座する勢いで 頭を下げてきた。
朝霧封和
朝霧封和
日向翔陽
朝霧封和
朝霧封和
日向翔陽
しょぼ…と縮まる日向くんに、 私は軽く肩を叩いた。
朝霧封和
日向翔陽
少し元気になったのか、 日向くんはそう笑った。
影山飛雄
朝霧封和
その日の帰り道。
夏休みも近いという事で 午前中に授業も終わって、
校門を出たところで 影山くんに声を掛けられた。
影山飛雄
朝霧封和
朝霧封和
と、目線を下に向けると 影山くんは紙を握っていた。
朝霧封和
影山飛雄
見せてくれたのは、
「ちびっこバレーボール教室」 と書かれた紙だった。
朝霧封和
朝霧封和
影山飛雄
朝霧封和
影山くんが驚いたように 眉の間を揉む。
朝霧封和
影山飛雄
朝霧封和
色んな年代の色んな人が 集まる公民館は、
学校や病院程ではないけど それなりに呪いもいる。
朝霧封和
朝霧封和
私はそうニコリと微笑んで 言って見せた。
コメント
3件
呪霊めっちゃいそう