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#プリ小説してる人と繋がりたい
猫詩初衣
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野々さくら
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朝8時
倉敷麟太郎
イリス
俺は倉敷麟太郎、17歳 どこにでもいる高校生ではない
両親は俺が小さいときに交通事故で亡くなった。それ以来、イリスに引き取られ孤児院で育った
イリスはこの盆地にある町の隅っこに佇むラーナ教会の神父を務めている。この町でいちばんデカい教会だ
イリスは身寄りのいない子供達を引き取って成人になるまで親の代わりをしている
基本的には優しいのだが、教会裏の倉庫に近づいたり、熱心なラーナ教徒なので聖典の教えを軽視したらまるで鬼のように恐ろしい
倉敷麟太郎
思い出しただけで身震いする
イリス
イリス
倉敷麟太郎
イリス
イリス
倉敷麟太郎
そして なんで俺が普通の高校生ではないのか…
猫
猫
倉敷麟太郎
倉敷麟太郎
後方の電波塔の頂上を見上げると猫がいる
倉敷麟太郎
人目の付かないところへ急いで駆け込むと、制服に隠してあった白い翼を広げた
少なくとも3mはある
倉敷麟太郎
猫
助けられた猫は麟太郎の頬に頭をすりつけた
そう俺は優しすぎるのだ
冗談はさておき 俺は人並外れた身体能力と翼を持っている
このことを知るのは俺の他にイリスしかいない
猫
倉敷麟太郎
倉敷麟太郎
倉敷麟太郎
倉敷麟太郎
時計を確認すると9時を過ぎていた
倉敷麟太郎
倉敷麟太郎
倉敷麟太郎
猫
倉敷麟太郎
倉敷麟太郎
???
???
???
猫
???
???
結局、学校へ到着したのは4時間目の森の授業だった
教室の後ろのドアが開いている
倉敷麟太郎
四つん這いになって音を殺しながら教室を進む
森先生
倉敷麟太郎
森先生
森先生
倉敷麟太郎
森先生
倉敷麟太郎
森先生
森先生
森先生
教室中どっと笑いが起こった 俺の気も知らないくせに
森は黒板を向いて授業を続行した
キーンコーンカーンコーン
田中
倉敷麟太郎
田中
倉敷麟太郎
倉敷麟太郎
田中
田中
あいつが先陣を切った
倉敷麟太郎
俺が遅れて追いかける
あいつは足が遅いから今日も俺が勝った
田中
倉敷麟太郎
倉敷麟太郎
田中
田中
倉敷麟太郎
田中
田中
弁当の蓋を開けると赤飯だった
田中
倉敷麟太郎
倉敷麟太郎
田中
倉敷麟太郎
倉敷麟太郎
田中
田中
5時間目
小泉先生
倉敷麟太郎
倉敷麟太郎
教師の声や時計の針が時間を刻む音、誰かが消しゴムを落とした音などすべてが彼の頭を突き抜ける
耳鳴りも一段と騒がしくなって砂嵐の世界に迷い込んだよう
倉敷麟太郎
自分と世界の境界がぐちゃぐちゃになって一瞬だけ彼は自分がここに存在しているという感覚をなくした
???
そして、彼女を見つけた
俺自身が彼女なのだ
と思ったら現実に引き戻された
小泉先生
???
倉敷麟太郎
勢いよく立ち上がるとクラス中の注目は彼に集まった
小泉は目を点として彼を見つめている
小泉先生
倉敷麟太郎
倉敷は彼女しか見えていない 彼女だけ聞こえている
窓に向かって飛び出しガラスが割れる
小泉先生
小泉は窓へ走って下に目をやった
何人かの生徒もそれに続く
しかし倉敷の姿はない
教室が少し暗くなった
倉敷の広げた翼が教室に差し込む太陽の光を遮っていたのだ
小泉先生
大きなツノに鋭いキバとツメ、全身が体毛で覆われており、黒い翼は教室を包み込めるほど大きい
ヒトでもケモノでもなく悪魔だ
倉敷麟太郎
教室をさっと振り返る
しかし彼の関心は彼女のことでいっぱいだ
すぐに振り向きなおし遠くへ飛び立っていった
田中
田中
麟太郎を呼んでいるのは教会だった
倉敷麟太郎
倉敷麟太郎
倉敷麟太郎
麟太郎は直感的に倉庫が正しいと思った
倉庫の鉄扉を蹴飛ばすと階段が下に伸びている
倉敷麟太郎
壁の所々にムカデがひっそり生活していて潰された跡も散見できる
倉敷麟太郎
倉敷麟太郎
一歩ずつ彼女が近づくたび彼女をより感じる
倉敷麟太郎
倉敷麟太郎
倉敷麟太郎
廊下には小さな遺体が転がっている
全員頭がない
倉敷麟太郎
倉敷麟太郎
麟太郎の両親は頭がない状態で見つかった トラックに潰されて亡くなったんだと教えてくれたのはイリスだった
倉敷麟太郎
あれもこれも全部教えてくれたのはイリスだった
倉敷麟太郎
恩はまもなく怒りに変わった
倉敷麟太郎
以外彼の頭は何も考えることができなくなっていた
イリス
イリス
イリス
イリス
イリス
イリス
???
イリス
イリス
イリス
イリス
研究員ら
ガシャン!!!!
研究室の扉が破られる音がした
イリス
イリス
イリス
倉敷麟太郎
イリス
イリス
倉敷麟太郎
イリス
イリス
倉敷麟太郎
イリス
倉敷麟太郎
彼が右手を振りかざすとその鋭い爪が研究員の体を両断した
研究員ら
出口に逃げようとする研究員を彼は見逃さない
もともとあった死体の山にさらに五つか六つ新しいのが加わった
イリス
イリス
イリス
イリス
イリス
ひざまずき祈るイリスの頭を問答無用で握りつぶした
彼の無様な死体をみているととたん怒りも消えた
倉敷麟太郎
気がつくと体は普通の男子高校生に戻っている
実験台の上には目を塞がれ、台にくくりつけられた小さな体がある
???
彼女の意識が戻ると、おでこに生えた一本の小さな角とウロコの肌がはがれ落ちた
倉敷麟太郎
ロープをほどいてやると…
???
???
麟太郎の胸に倒れ込む
倉敷麟太郎
目の前にあった棚から一切れの紙が落ちてきた
倉敷麟太郎
下をのぞくとそこにあったのは若い男女が2人写っている写真だった
殺したばかりの研究員と同じ白衣をまとっている
2人の顔もとには文字が振られてあった
倉敷麟太郎
倉敷麟太郎
倉敷麟太郎
両親がラーナ教と関係があった話は彼らから一度も聞いたことがなかった
倉敷麟太郎
次から次へと明らかになる真実に麟太郎の頭は追いついていなかった
???
彼の手がこの女の子の胸に置かれていた
倉敷麟太郎
???
???
望月シビ
倉敷麟太郎
倉敷麟太郎
望月シビ
望月シビ
望月シビ
望月シビ
望月シビ
麟太郎はこの話を聞いて頭をフル回転させた
倉敷麟太郎
倉敷麟太郎
倉敷麟太郎
ラーナ教、シビ教 この2つの宗教は自分たちが生きている限り地球の果てまで狙ってくる、そう考えた麟太郎は咄嗟にこの言葉がでたのだ
望月シビ
シビは麟太郎が差し出した手を力強く握った
これから2人の波乱万丈な冒険が幕を開ける!
しかしこの物語は読み切り作品なのでエンディングは読者の想像にお任せします
コメント
1件
第1話お疲れさまです!めっちゃ気になる展開だった…! 翼があって猫助けて遅刻するところから、まさかイリス神父が裏でそんなことしてたなんて…最後の「♡♡♡」のシーン、怖くて切なかったです。読み切りとしての終わり方も素敵だったよ。君の翼と教会の闇、すごく惹かれる組み合わせだったなあ。ぐっと引き込まれました🌙🥀