この街に住む結城あさひは S病院に入院している
お母さん
結城 あさひ
お母さん
結城 あさひ
お母さん
と母はいつもみたいに・・・いや、いつもニコニコ笑って私に心配かけまいと
いつも・・・
お母さん
結城 あさひ
ガラガラとドアが閉まった
あさひはドアに向けていた視線を窓に移した
虹がかかっていた
あさひはあの時・・・そう、 ちょうどこの病気にかかった時
虹はわたれるものだと思ってた
看護師
結城 あさひ
看護師
結城 あさひ
いつものごとく体温計を脇に挟んで看護師さんに渡す。
もう慣れたものだ。
結城 あさひ
看護師
結城 あさひ
バタン
カレンダーを見る。
今日は3/29もうそろそろ春だ。
あさひは3月のページをめくって4月のカレンダーを見た。
4/3には[あさひ誕生日]と書かれてる
そして、その下にはあと2年と書いてある。
結城 あさひ
1年前 あさひは高一。
勉強も運動も平均か平均より下の高校
当然、第一希望の学校ではなかった。
その原因は今この体に背負ってる
この病気
戸波 詩似菜
結城 あさひ
戸波 詩似菜
結城 あさひ
結城 あさひ
戸波 詩似菜
結城 あさひ
戸波 詩似菜
戸波 詩似菜
戸波 詩似菜
戸波 詩似菜
結城 あさひ
結城 あさひ
結城 あさひ
この頃、私は果たせるわけのない約束をしてしまった。
馬鹿だった
12/9 とても晴れた少し肌寒い日だった。
いつもの様に朝起きて
いつもの様に家を出て
いつもの様に学校に行って
いつもの様に放課後になった
そして部活が始まった
斎田先生
斎田先生
結城 あさひ
斎田先生
愛咲 歩鳥
愛咲 歩鳥
しばらくの間こんな感じで質問タイム
斎田先生
斎田先生
みんな一斉に戻った。
斎田先生
結城 あさひ
斎田先生
結城 あさひ
斎田先生
結城 あさひ
とたおれこんだあさひは苦痛な表情で心臓をおさえていた。
直接、素手でわしづかみされてる感覚だった。
斎田先生
愛咲 歩鳥
轟 れいま
斎田先生
結城 あさひ
あさひは意識を手放した
目が覚めると白いカーテンに白い天井
見るからに病院
斎田先生
結城 あさひ
斎田先生
しばらくしてお母さんとお医者さんが来た。お母さんは号泣。
斎田先生は私の目が覚めるまでずっと居たそうだ。
お医者さん
結城 あさひ
お母さん
結城 あさひ
お母さん
その後お母さんは泣き続けた。
私は学校に通えなくなり辛い治療に耐えるだけだった
看護師
結城 あさひ
看護師
結城 あさひ
看護師
結城 あさひ
回想にひたっているといつの間にか7:00になっていた。
結城 あさひ
病院食って美味しくないって思われがちだけどここのは美味しい。
食べ終わったあと私はすぐに寝た。 明日から行くから。
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