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環
耐えられない腹の痛みを覚え、目が覚めた。
いつもならまだ寝ている時間だ。
痛い。
本当に痛い。
環
身体をぎゅうっと丸め、必死に呼吸を繰り返すがどんどん息は荒くなっていく。
環
陸が発作を起こした時と似た音が、環から聞こえる。
正直…焦った。
環
…何か、嫌な予感がした。
何かはわからない。
携帯のライトで時計を照らすとまだ4時を指していた。
壮五
どうせ起床は5時なので、これから寝ると寝坊確定だし、眠れる気分でもなかった。
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