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オレの名は黒川イザナ。 不良界の上に立ち、横浜を仕切る者
最愛の真一郎を失ってから生きる気をなくし。灰のように薄暗い毎日を過ごしている。
気分は最悪で憂鬱だと言うのに 太陽は明るくオレを照らす。その明るみに潰されそうになりながら必死に息をする。
光を失ったオレに生きる価値などあるのだろうか。生きていける自信が無い
いっその事死んでしまえたらと毎日願う。眠りにつきそのまま起きずに永眠できないだろうか。真一郎に会いたい
真一郎に抱きしめられたい。名前を呼ばれたい。頭を撫でて欲しい。また一緒にいたい。
黒川__
あぁ、もう存在しないんだ。もう姿を見ることも、名前を呼んでくれることもないんだ。
寂しい、寂しいよ真一郎。
あんな別れ方したまま終わりだなんて思わなかった。過去に戻りたい そんなこと出来るわけないけど。
頭の中がぐちゃぐちゃしてる 何も判断できない。 死にたいとか消えたいとかばっかり浮かんでは別の言葉が浮かんで消えて
色々な思考が流れるから頭が痛くて仕方ない。動けない 息がしづらい 胸が苦しい 死にたい 。
黒川__
オレがこうなる少し前、極悪の世代の1人であるムーチョと共に様々な犯罪を行っていたとき始めた違法薬物も最近またやり始めた。
考え込んでぐちゃぐちゃになったときはいつも薬に頼り意識を飛ばしている。その行動に移さなきゃ生きてられない。
黒川__
机に散りばめられた薬のシートを眺めては80錠ほど一気に飲み布団に寝転がる。
20分~30分経ったあたりにふわふわとしてきた。今までずっと考えていたことが嘘みたいに消えて、楽しくなる。
真一郎__
黒川__
黒川__
黒川__
真一郎__
頭の何処かでは理解してる。この真一郎の声は薬の副作用で起こる幻聴と幻覚。実際には存在しないし聞こえるはずない。
でもこの時間だけは。薬を飲んで幸せな間は幻覚でも幻聴でもいいから真一郎を魅せて欲しい。空っぽを埋めたい。
黒川__
黒川__
黒川__
黒川__
真一郎__
黒川__
幸せな時間は決して無限じゃない、有限。しばらく経ってから激しい耳鳴りに襲われた。
黒川__
黒川__
真一郎__
黒川__
真一郎__
黒川__
???
黒川__
???
黒川__
エマ_
エマ_
エマ_
エマ_
薬の幸せな時間は日に日に短くなっている。終われば副作用の時間。愛した人からの罵倒、暴言。日によって様々だけど今回はエマが出てきた。
幻覚だと、幻聴だと理解すれば何も怖くない。それにもうオレに"これ"は必要ないから。
黒川__
黒川__
ぐしゃっと自分の髪を掴んで、顔を枕で隠した。
???
???
???
???
???
黒川__
黒川__
少しの幸せの為に飲んだ薬は自分をさらに追い詰めるものになった。また最初に無限ループ。
死にたい消えてしまいたい。
𝕟𝕖𝕩𝕥➯➱➩ 1000 ♡
誰を 呼ぶ ? ? 1 . 佐野 万次郎 2 . 鶴蝶 3 . 灰谷兄弟 4 . その他
次回のおはなしに含んで欲しいもの 1 . 自傷行為 2 ・ 過去捏造 (虐待など) 3 . その他
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