大嫌いな彼奴が死んだ話。

ガチャ

そう言いながら座る彼

危ないな、とは思いつつも

話さない訳にはいかないから今ここにいる

向こうがなかなか話題を振らないから

少し怖くなって此方から話し出す

さすがに猫宮の時より警戒しているから

あそこまではっきり細かくは伝えないが

大事な要点だけは話すことにした

・ほとけっちのことはいつも一緒に居たが好きじゃなかった ・向こうは俺のことが好きだったらしい ・ほとけっちが死ぬ直前、屋上で会い好きだったことを知る →りうらに出来ることがあったのでは、と後悔 ・今もあの時のことは鮮明に覚えているしほとけっちには申し訳ないと思っている

このくらいしか話さなかった

意外と何も無い....？

ガチャ

ぼーっとしながら階段を下りる

ドンッ

音が鳴った瞬間りうらは地面に落ちていく

誰かに押された？

いや、押されたか....？

背中の感覚がはっきりしない

もしかしたら足を踏み外して落ちたのかもしれない

いや、その可能性の方が高い

なぜなら....

押されたのなら犯人と考えられる彼が

心配している表情で階段を駆け下りているのが見えたから

とりあえず、また....死ぬんだ

もうびっくりもしなくなったわ

....前の今日

得られたことは大きかったな

ていうか....あの乾は何者だ、？

ピコン

そう言ったきり既読無視をされた

でも暫くして

ピコン

意味分からん

もう "はぁ？" しか出てこないわ

今日は家凸るか ~ ...？

いやぁ、乾さんの方が大事か、？

あっさり断られちゃったわ、...

いくら休んでも出席日数変わんねえのに

そう言っても何も変わんないから

渋々学校の鞄を持って家を出た

一気に2話投稿してみました🫣🫣 自分でも考察しながらこんな風なストーリーにして行こうかなとか考えているので自分でも楽しんでます笑😖 実は皆さんの考察を参考にストーリー変えたりもしてるんです👀 楽しみにもなってるし助かってます😵‍💫😵‍💫 また考察たくさん待ってます♩