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うーたん🐱
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夜鐘
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和文
和文との特訓中、 急に理科の実験のような話になった。
傑
和文
傑
俺の制止も聞かず、 和文は両手で輪っかを作り、 超至近距離でタイムストップを発動した。
傑
一瞬頭が真っ白になる。
気が付くと、 目の前で和文はくすくすと笑っていた。
和文
傑
和文
何の説明にもなっていない。
傑
和文
傑
和文
傑
和文
傑
和文
こいつ……特訓する気あるのか?
傑
和文
これは、 のんびり優しく教えている場合ではないな。
翌日、 朝は『霧』が通学路を覆っていたが、 俺が学校に着く頃には完全に晴れていた。
天音
天音が教室のドアを勢いよく開け、 俺の名前を叫ぶ。
傑
天音
俺は天音に連れられ、 肌寒い外に出た。
傑
天音
傑
遠くに川が見える。
天音
傑
天音
俺は困ってしまった。
天音
傑
天音
明日もって、まさか、明日も『霧』ならってことだろうか。
傑
天音
天音がうるうるとした瞳で見つめてくる。
傑
天音
傑
天音
傑
天音
傑
ということで、 俺は天音の家に泊まることになった。
俺は両手を組み、 静かに祈っていた。
天音
傑
適当にごまかしても、 天音相手なら問題はない。
天音
俺たちは窓の外に向かって、 『雨』が降るように祈った。
天音はベッド、 俺は床に布団を敷いて、 それぞれ眠りにつくことにした。
数時間後、 『雨』の音が外から聞こえていたから、 安心して大丈夫だろう。
翌日、 朝早く目を覚まし、 窓の外を確認する。
その結果、 『霧』は自然発生していなかった。
俺は両手を組み、 静かに祈る。
傑
一時間後。
天音
傑
天音
傑
天音
なんて忙しい奴なんだ。
傑
天音
天音の言った通り、 川に小舟が浮かんでいる。
傑
天音
傑
俺たちは制服に着替え、 河川敷へと向かった。
そこに小舟は浮かんでいなかった。
天音
傑
天音
小舟の代わりに川に浮かんでいたのは、 うちの高校のボート部が使っている水上フラッグだった。
傑
天音
傑
あくまで推測に過ぎないが、 これは『蜃気楼』というものだろう。
俺は天音に一通り説明した。
天音
傑
天音
どこまでも天音は純粋だった。
コメント
1件
読了しました🌙 和文のタイムストップの謎感、めっちゃ好きです。「時計は丸いから輪っか」って発想、彼らしくて笑っちゃったけど、ちゃんと能力の核っぽくてゾクッとしました。天音ちゃんの「霧の中に見えた小舟」の幻影、傑くんの祈りで呼んだ霞みたいな演出が切なくて。2人の距離感がほんのり縮まってる空気感もじんわりきます。次が気になる〜🥀