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まじで怖い... 未来人さんは神様だ
長いのたすかる、うれしい! 表現の仕方とかすごい分かりやすくて頭の中で妄想しながら読んでたら涙出てきそうになった‼️笑
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朝っぱらからダッシュして来たからうまく呼吸ができない
ある程度呼吸を整えてから、自分の上履きを取り出す
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背後で聞き覚えのある声がした
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振り向いて笑顔で挨拶をする
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E . 🍫
高く結ばれた髪の毛が風で揺れる
のあさんは照れくさそうに頬を赤らめた
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N . 🍪
のあさんがポーチからヘアゴムを差し出す
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私はのあさんのヘアゴムを手に取って髪を結ぶ
首元が涼しくなって気持ちがいい
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キ ー ン コ ー ン カ ー ン コ ー ン ...
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私は慌てて鞄を持つとのあさんと肩を並べて教室へ向かった
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見事教室に着いた頃は登校時刻をすぎていて、先生にこっ酷く叱られて廊下に立たされている最中
冷房が効いていないおかげで首元が汗でべっとりしてる
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あまりにものあさんの肌が白かったもんで思わず声を上げていた
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私は自分の腕を見る
外で遊んでいたからか、私の腕は焼きすぎたパンのようだ
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日焼け止めを塗っていないというか、買っていない私は女子力低いな...
そう思いながら窓の外を見つめる
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頭の方で声がした
どこかで聞いた、なんだっけ...
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のあさんが心配そうな顔をして私の顔を覗き込む
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未来人の声が聞こえないことを思い出した私はどう言い訳をすればいいのかわからなかった
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真隣でのあさんがいる中で、どうやって未来人と話せばいいのか...
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声を出すのを堪える
のあさんが再び不思議な顔をする
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私はそう言って声をする方向を向く
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N . 🍪
E . 🍫
バカか私...>
言われた側からすぐ声を出してしまうのは私の悪いところだ
昔っから秘密を漏らしたり授業中に独り言がうるさいと言われてきた
そろそろ直したいと思っていたが癖がついてしまっている
私は頷いてのあさんの方を向く
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E . 🍫
朝のことがあってから、なぜか本当にやばいことが起きそうな気がした
のあさんは優しく微笑んで頷いた
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私は泣き笑いの顔でのあさんに抱きついた
その瞬間、未来人の声がして、私はのあさんから離れた
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E . 🍫
私はのあさんの手を引いて図書室に向かってダッシュする
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振り向くと混乱しながらついて来ているのあさんがいた
安心して前を向こうとした瞬間、すぐ後ろで激しい音がした
バリ ン ッ ッ ッ
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前をちゃんと向いていなかったから図書室のドアの目の前で頭からすっ転んだ
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S . 🧑🏫
K . 🚺
いろいろな教室からたくさんの先生や生徒が集まる
ついさっきまでのあさんと寄りかかっていた場所が、窓ガラスの破片が散らばっていた
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あまりにもその範囲が広くて、私とのあさんは震え上がる
未来人の言うことを聞いていなかったら、私たちの命はあったのだろうか...
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向こう側で担任の先生が呼びかける
私とのあさんは泣くのを堪えながら頷く
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S . 🧑🏫
先生やのあさん、クラスメイトたちが私の方を不思議に見つめる
私はそんなの気にしないで、未来人の声をまった
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私はのあさんに笑顔を見せて笑った