零井
零井
零井
零井
ドっ!
勇二
零井
勇二
パン!
毎日こうだ 毎日毎日両親は喧嘩している 喧嘩をしている時は兄さんの部屋にいさせてもらった
1時間半後...
勇二
下に行けたのは言いものの すっごく入りずらい雰囲気でした なのでその日は兄さんの部屋で寝ることに ちなみに僕の部屋はありません
零井ー!勇二ー!お母さんが僕を呼ぶ
零井
母
零井
母
母
勇二
母
母
ガチャ...
零井
当時7歳だった自分には到底 理解し難い事だった
勇二
零井
そこからもう、地獄は始まっていました
クラスメイト
クラスメイト
クラスメイト
零井
(人の気も知らないで...) とにかくここから出たい 逃げ出したい その心でいっぱいだった なんで僕たちが... 何とか涙を堪え3時間目の授業を受ける
クラスメイト
クラスメイト
零井
授業中も罵声を浴びせられた 7歳の自分には身が重すぎる
零井
先生
零井
勇二
零井
勇二
零井
勇二
あー、相談すれば良かったな 先生に話そうと思ったが 何故か話せない 気が弱かったのか分からないが その時点で相談すればよかったのに...
零井
キーンコーンカーンコーン
零井
勇二
零井
勇二
零井
なんでわかったんだろう でも迷惑かけたくないし...
零井
勇二
零井
ここまで来ると、もう何も言えなかった
勇二
零井
僕は全て兄さんに打ち明けた すると
勇二
勇二
零井
兄さんはそう言うと すっごく走って家に帰った
零井
ー当日ー
零井
先生
零井
先生
各生徒がボールを投げ合う
零井
その時は兄さんは中一だったので ドッジボールに参加していました
勇二
ぐぐぐ...
零井
明らかに力を入れすぎているのがわかる
勇二
パァァァァん!
零井
僕は混乱していた 一体何が起きているのか 何をしているのか 兄さんはそれを踏みにじるように次々と 僕をいじめていた子にボールを本気で投げて行く
今は先生がいない 多分、その時間を狙ったんだと思う
先生が戻る頃には いじめっ子たちはほぼ壊滅状態 僕は先生が来るまで唖然としていた
先生
先生は困惑していた...まぁ当然か
零井
零井
零井
---END---ダントツたろー作