あれから僕は 人が変わったように 勉強に励んだ
ころちゃんと 結ばれるために。
ジェルくんとの約束を 守るために。
ほかの先生も クラスの奴らも お母さんも みんな最初は驚いていた
…きっと、空から見守ってる さとにぃも びっくりしたよね。笑
僕自身、無理だと思ってた
行けるわけないって、 自分が1番思ってたし 周りにも沢山言われた
けど、諦めたくなかった
高3の二学期にして 初めて受験勉強に手をつけ
沢山問題を解いて 知識を頭に詰め込んで
偏差値が上がれば ころちゃんと一緒に喜んで
上手くいかなかった時には あの温もりで抱きしめてもらって
いつの日か僕は “ヤンキー”というものから かけ離れた存在になっていた
そして遂に__
試験管
試験管
試験管
黄
やっと解放だぁぁぁ!
黄
受験会場を出ると ある人影が見えた
あまり高くない可愛らしい背丈 ふさっと揺れる青髪
黄
青
大好きな彼が待っていた
まるであの日 僕が彼の残業が終わるのを 学校の前で待っていたように。
青
黄
青
黄
青
青
黄
青
青
青
青
黄
青
黄
青
黄
青
黄
青
青
黄
黄
青
黄
青
青
黄
青
黄
(現実じゃありえないけど 受験結果その日の夜に出るってことで許して☆)
黄
緊張でうるさい胸に 左手を当てながら
右手で大学の ホームページを開く
黄
僕の受験番号は、
黄
ゆっくり、ゆっくりと 画面を下にスクロールして行く
どくっ…どくっ…
10254
10255
黄
10257
胸に当てていた左手で そのままシャツをくしゃくしゃに握って
一言も発さないまま ホームページを閉じた。
彼の受験番号、 10256
自分の事のように緊張しながら パソコンを操作する
青
青
NEXT>>♡2000&💬6
コメント
21件
わかった! テストは、ヤギが食べたんだ!
あー皆?安心しろ.ᐟ私が裏でやるから大丈夫✨
るぅと君、頑張って勉強してたのに、受かっんなかったのかな?「私、学校があるからすぐに見れない、ごめんなさい💦」