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誰も気付いてくれない

誰も気にかけてくれない

先生なんか嫌いだ

友達なんか嫌いだ

皆、皆嫌いだ だから…

奏太

……

今日も俺の嫌いな 朝が来た

学校に行きたくない

奏太

休みたい…

でも、そんな事したら 俺は負けだ

そんなのは嫌だ

奏太

…行くか

奏太

…行ってきます

お母さん(?)

……あっ

お母さん(?)

行ってらっしゃい
(* ´ ꒳ `* )

お母さん(?)

お弁当忘れないでね

奏太

…うん

僕は皆が嫌いだ

だけど

お母さんだけは違う

お母さんだけは俺を見ててくれる

お母さんだけは俺のそばに居てくれる

お母さんだけは俺を気にかけてくれる

とても優しい

俺のお母さん。

奏太

うん
( •ᴗ• )

奏太

行ってくる

お母さん(?)

行ってらっしゃい

歩いていたらもう学校だ

嫌だな

だけど、

お母さんに迷惑かけるのは もっと嫌だ

仕方ない…

???

あっれー?

???

お前まだ来てんの!?

???

そろそろ、来なくていいんじゃない〜?

奏太

………

来た

あいつだ。

恵那…

いじめっ子だけど、 クラスの人気者

いじめっ子と言ったけど それは、 俺だけにいじめをしてくる

よく分からない

何故いじめられるのか

恵那

ねぇ?聴いてんのー?

恵那

耳おかしくなっちゃった〜?

奏太

奏太

俺は無視して スタスタと 歩いていく

恵那

無視すんじゃねぇよ

ドゴッ

次の瞬間

俺は

恵那に腹を蹴られた

奏太

…っく…!

恵那

お前が無視するから悪ぃんだよォ?

恵那

ねえ?

奏太

…っ

恵那

あっ、

恵那

颯太くぅーん!

颯太

颯太

おはよ

颯太

奏太も、

颯太

おはよ

奏太

………うん

颯太

ふふ。

恵那

……

恵那

ねね、颯太くん♪

颯太

…なに?

恵那

あっち行こ〜♪

颯太

ごめん。
奏太と
話したいから

恵那

……

恵那

あっそ

颯太

ばいばい。
ごめんね。

恵那

恵那は 去っていった

颯太

奏太、大丈夫?

奏太

…何が

颯太

腹抱えてるから

奏太

…別に

奏太

…関係ないじゃん

奏太

…お前には

颯太

……そっか

颯太

じゃ、

颯太

辛かったら言えよ

奏太

………

颯太は優しい

だから、 結構モテる

俺にも話しかけてはくれる

俺の事心配してるみたいだけど

「関係ない」 「要らない」 「あっち行け」 「知らない」

なんて言うと、 すぐ諦める

実はもうちょっと構って欲しいのかもしれない 俺は…

気づいて欲しいのかもしれない

この気持ちに

颯太から…

奏太

……はぁ

昼休み

奏太

恵那

奏太くゥん

恵那

ちょっと
こっち
こよっか?

奏太

……

紗奈

奏太くん、
来てきて

紗奈

(* ´ ꒳ `* )

奏太

……やだ

恵那

あ?

恵那

お前に拒否権なんかないかんな?

恵那

早く来い

そういって、腕をとられる

奏太

っ…

奏太

離せ…

恵那

ずんずん 屋上へ向かっていく

奏太

っ、離せって…!

紗奈

うるさいなぁ。
黙っててぇ?

屋上

恵那

ねぇねぇ、

恵那

昨日さぁ〜

恵那

環奈ちゃんの誘い、

恵那

断ったんだってぇ?

奏太

…そうだけど

奏太

…なに?

恵那

確かにさァ
環奈ちゃんも
環奈ちゃんで
馬鹿だと思うけどォ

恵那

お前なんか誘うとか‪𐤔𐤔‬

恵那

でもさァ

恵那

せっかくの、
環奈ちゃんの誘いなのにさァ

恵那

断るとかさ、
お前に

恵那

拒否権なんかねぇんだよっ

奏太

ぐっ…

頭を蹴られた

痛い

奏太

やめ…ろっ

恵那

アァん?
聞こえねぇなぁ?

恵那

もっと腹の底から
声出してみろやァ?

奏太

ぐっ…
がはっ……

腹を蹴られた

朝も蹴られたのに…

まだ痛かったのに

痛い痛い

痛い痛い痛い痛い痛い… 痛い痛い痛い痛い痛い… 痛い痛い痛い痛い痛い… 痛い痛い痛い痛い痛い… 痛い痛い痛い痛い痛い… 痛い痛い痛い痛い痛い… 痛い痛い痛い痛い痛い… 痛い痛い痛い痛い痛い… 痛い痛い痛い痛い痛い… 痛い痛い痛い痛い痛い… 痛い痛い痛い痛い痛い… イタイイタイイタイタイ イタイイタイイタイ イタイ イタイイタイ イタイイタイイタイ イタイイタイイタイイタイ

奏太

……

紗奈

ねぇー?
もっと声出してよぉ

紗奈

つまんなーい

恵那

そォよ

恵那

つまんないじゃない

奏太

…俺っは…ぐっ…
おま……えら…の、

奏太

おも…ちゃじゃ……
ないっ…………

恵那

えへっ?
何言ってんの〜?

恵那

ぜーんぜんきこえなーい
(*^^*)

紗奈

ほらほら〜
こぉんなふぅにぃ
こえをぉ♪
おぉきくだすのぉぉ♪

紗奈

てぇいっ

バシッ ドンッ

奏太

ぐっはっ…

奏太

あっっっ……

奏太

いっったいっっ

紗奈

ほらぁぁ

紗奈

おぉきぃこぇ
でぇるぅじゃぁん♪

紗奈

あぁ♪
そぉだぁ!

恵那

なになにぃ?

紗奈

これからぁ、
私たちがァ♪
練習にぃ♪
付き合ってぇ♪
あぁげぇるぅぅ♪

紗奈

こぉんなふぅにぃっ
殴れぇばぁ、♪

紗奈

きゃはっ

奏太

がっっ……!

紗奈

いつもよぉりぃ、
おぉきぃこぇ♪

紗奈

でぇるよぉ♪

恵那

いいねぇ。

恵那

ナイスアイディア♪

奏太

……

放課後

奏太

あいつらに見つからないように こっそり帰った

奏太

……ただいま

お母さん(?)

おかえりなさい
(* ´ ꒳ `* )

奏太

うん、

やっぱり家が1番落ち着く

部屋

奏太

「いじめ 辞めさせる」

奏太

……

奏太

……

奏太

奏太

奏太

これ

奏太

……

「いじめられている貴方!復習しませんか?」

奏太

……!

俺は、思わず見てしまった

「不思議な薬」

(貴方にあった能力が得られます その能力でいじめっ子に仕返し・復習をしませんか? 無料です 今すぐにでも復習したいと思ったあなたにオススメです)

奏太

奏太

…嘘…かな

奏太

能力なんて信じられない 非現実的だ。

だけど、

奏太

購入…しちゃった

奏太

いつ…届くのだろう…

ピンポーーン

奏太

お母さん(?)

奏太…!
悪いけど出てくれない?

奏太

…分かった

お母さん(?)

誰?

奏太

あっえっと、僕宛てに
届け物が…

お母さん(?)

そう。
何が届いたの?

奏太

その……

奏太

わかんない。

奏太

自分の部屋で…
見てくる…ね

お母さん(?)

あら、そう。
良かったら何が来たか
教えてね

奏太

…うん

部屋

奏太

届いた…

奏太

届いちゃった

奏太

ドキドキする…

奏太

なんでだろ…

開けてみると1本の瓶が

奏太

…ゴクン

飲んでみた

奏太

…?

奏太

よく…わかんないや…

お母さん(?)

ご飯出来たわよ〜!
降りてきて〜!

奏太

っ。は、はーい!

翌日

奏太

行ってきます

お母さん(?)

行ってらっしゃい

奏太

……

ドキドキ

俺にどんな能力が ついたのだろう?

恵那

おォい。奏太ァ
きのォなんで教室いなかったァ?

奏太

……

恵那

無視ですかァ?

奏太

……

恵那

むっかー!

恵那

もぉいい、
覚悟しろぉ?

奏太

っ!

俺は咄嗟に目を瞑った

その瞬間に

恵那

っ!?なにっ
これ……

奏太

!?

続く

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