円谷時雨
どこに行くんですか?
狐島 奏
この施設にある練習場だよ
狐島 奏
君の特訓はとりあえず……
神典の元の理解
円谷時雨
元の?
狐島 奏
そう
狐島 奏
神典はね、理解するごとに強くなることがある
狐島 奏
身近な例で言うと……証だね
円谷時雨
証が?
狐島 奏
そう
狐島 奏
彼は最初は『視覚』だった
狐島 奏
いわば目がめちゃ見える状態
円谷時雨
それが『把握』に?
狐島 奏
そう、彼は神典の意味が「目で情報を"把握"する 」だと考えたんだ
狐島 奏
そしてそのまま使って行き……
狐島 奏
ついに!神典は『把握』になり見なくても把握できるようになった
狐島 奏
まだ残ってるよ
円谷時雨
進化して使いやすくなったってことですか?
狐島 奏
そーいうこと
狐島 奏
まあ君は最初から神典が"最強格"って感じだけどね
狐島 奏
故に使いづらい
狐島 奏
こーいうのはさー、剣とかそういうの挟んでからにすべきだよーほんとに!
円谷時雨
すみません……あなたの神典って……?
狐島 奏
内緒
狐島 奏
それも特訓に使う
狐島 奏
ってことで着いたよ
円谷時雨
ここは?
狐島 奏
図書館
狐島 奏
まずは『聖剣』が何かを知らないと
狐島 奏
ってことで……
狐島 奏
この本を読んでね
円谷時雨
多!!
狐島 奏
まぁ頑張れ!!
狐島 奏
少し席を外すから
円谷時雨
はい
円谷時雨
(焔を止めるために頑張ろう……!)






