今日も、いつも通り同じ時間に家を出た。
すると、後ろから聞いたことのある声がした。
るな
るな
えっと…るなって言ったっけ?
まさか、家が近いとは思わなかったよ
シヴァ
るな
彼女は照れくさそうに笑う。
るな
シヴァ
るな
るな
シヴァ
るな
シヴァ
るな
君の親御さんは少し変わっているみたい。
るな
るな
るな
シヴァ
シヴァ
るな
るな
るな
シヴァ
シヴァ
るな
彼女は無邪気に笑う
すると、角から彼女の友達がきた
えと
のあ
るな
俺は邪魔かなっと思い先に行こうとすると
るな
そんな彼女の言葉で、息が詰まったけど
早足で学校へ向かった。
たっつん
朝必ずいる陽キャたち。
丁度、俺の下駄箱の隣だから時々邪魔されている
だが、今日は運が良く俺の下駄箱の前にはいなかった
そう思って油断をしていると
ドンッ
シヴァ
たっつん
ゆあん
うり
なおきり
ヒロ
ヒロ
なおきり
シヴァ
ゆういつの、大人組。
何回もぶつかっては謝ってくれる。
なんで、こんな俺になんか…
なんて毎日のように思っている。
一限目は、歴史。
正直、歴史には興味がないため
毎日、外を見ている
すると、隣の席の子から一枚の紙をもらった。
気になって、見てみたら
シヴァくんへ 外ばっか見ないでちゃんと授業に集中しないと 成績悪くなっちゃうよ? るな
この内容を見て、すぐに俺は彼女の方を見た
案の定、彼女はこちらを見ていた
すると、舌を出していて頬を赤らめていた
彼女とは、クラスが一緒で席は俺の右斜め前にいる
あんなに、遠いのによく俺のところまで届いたなって思う
さすが人気者。
二限目は、体育だ。
俺の嫌いな科目だ。
特に、2人でやるやつなんて俺は余って先生とやるだけだ
俺はなぜか、チラッと彼女の方を向いた
そしたら、彼女は沢山の男に囲まれていた
助けようにも絶対俺の声は届かないとわかっており
助けには行かなかった。
すると、あっちからかすかに聞こえた。
助けてッ…
俺はその声を聞いたら居ても立っても居られなくなった
俺が声をかけようとした次の瞬間
えと
のあ
なおきり
ヒロ
シヴァ
いや…俺なんかがいなくても守ってくれる人は沢山いたことを
思ったら、俺が惨めだなって思った。
るな
えと
のあ
えと
そんな会話が聞こえてきた。
俺は教室で食べるのが怖くて一年の時からお世話になってる
保健室のじゃぱぱ先生と話しながら弁当を食べてる
じゃぱぱ
シヴァ
じゃぱぱ
シヴァ
じゃぱぱ
いつも相談に乗ってくれるし
優しい声に優しい言葉。
俺の心にはちょうどいい感じ。
コンコン
扉をノックする音が聞こえた。
じゃぱぱ
るな
るな
シヴァ
じゃぱぱ
るな
シヴァ
じゃぱぱ
るな
じゃぱぱ
るな
………
シヴァ
るな
るな
るな
るな
シヴァ
るな
るな
シヴァ
シヴァ
るな
るな
シヴァ
シヴァ
シヴァ
るな
シヴァ
るな
シヴァ
るな
シヴァ
シヴァ
るな
シヴァ
シヴァ
るな
シヴァ
彼女の天然さに俺は少し面白く思って笑ってしまった。
るな
シヴァ
るな
じゃぱぱ
その後、チャイムが鳴って彼女と教室に戻った。
部活も終え、今日はゆっくり帰ることにした。
シヴァ
えと
のあ
るな
少し最悪と思ったけど、彼女だけ楽しそうにしていないのだけわかった。
俺は彼女達より前を歩いていた。
一刻も早く帰りたいため。
えと
のあ
るな
明日は花火大会がある。
彼女達は、花火を見る前に屋台でなんかを食べたり
遊んだりして時間を潰すのだろうと思っていた。
そんな他愛のない会話が続いていた。
その間に俺は家に帰った。
ああ。
明日は何時に出ようか。
コメント
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シヴァるな尊い(◜¬◝ )可愛い( ´ཫ`)