渡辺said
こいつ、意識失いやがって、、、
そんなことより、こいつも他の奴らもこいつのことを役立たずと言っているのが気になる。
こいつが噂マフィアのなかで雑な扱いを受けている奴か、、、にしてもひどいな、、
仲間を置いて逃げる。ついには、仲間を誤って打っても何もしない
渡辺
雑な扱いにもほどがあるな、、
一人で嘆いても、仕方がない
渡辺
アジトに戻るか、、
俺は、そう思って歩き出す
あいつは、このまま死んでゆく
きっと目覚めたときにはあの川を渡り切っているだろう。
恵まれた場所で生まれたらどんなに幸せだっただろう
俺は一度立ち止まり、あいつの倒れている姿を見た
渡辺
ッ、、、、、、、、、
渡辺
ただいま、、
俺は結局、あいつを肩に担いで帰ってきた
阿部
おかえり、翔太、、、
阿部
ってどうしたの!?その子!?
渡辺
今日任務で行ったあの有名なマフィアの下っ端
情報取集のため、攫ってきた
情報取集のため、攫ってきた
阿部がこいつのことを見ると左腕の傷を見られた
阿部
この子、左腕どうしたの、、、?
撃たれた痕跡あるけど、、
撃たれた痕跡あるけど、、
渡辺
撃たれたんだろ
阿部
え、誰に、、?
だって、任務翔太しかいってないし、、、
だって、任務翔太しかいってないし、、、
渡辺
後で話すから、とりあえずこいつ受け取って
俺は、そう言って阿部にこいつを渡す
渡辺
俺、着替えたいからこいつ空き部屋の連れていっておいて
あと、手当もたのんだ
あと、手当もたのんだ
阿部
う、うん
渡辺
詳しいことは、みんなが帰ってきてからはなす
今は、そんな気にすんな。
今は、そんな気にすんな。
阿部
わ、分かった
俺は、そう告げてから自分の部屋に行った