透明アプリ
本日は透明アプリをお入れになってありがとうございます。
勇祐
何だこれ。
勇祐
俺そんなの入れてないんだけど......
透明アプリ
これは選ばれた人だけが使えるアプリです。
勇祐
へぇー。じゃあ、俺選ばれたってわけかー。
勇祐
まぁ時間がある時に使ってみよっ!
勇祐
透明アプリね〜。
勇祐
怪しくないのかなぁ〜?
勇祐
あっ!やべっ。そろそろバイトの時間だ。
勇祐
行かなきゃ!
勇祐
(透明アプリやっぱり気になるなぁ〜)
勇祐
(よし!今日帰ったら使ってみるか。)
店長
どうしたの?そんな浮かない顔して?
勇祐
あ、え、あの実は.....
勇祐
ということなんですよ。
店長
へぇ〜透明アプリ。世の中にはそんなアプリもあるんだね〜
店長
いやぁ〜でもそんな怪しいアプリやめときなよ〜
勇祐
そうですよね
店長
はい!じゃあ今日はここまでで、いいよー。
勇祐
はい!ありがとうございます。
勇祐
じゃあお先に失礼します。
店長
は〜い。
勇祐
ん〜
勇祐
でもやっぱりやめれないんだよな〜
勇祐
よし!やろう!
勇祐
透明アプリは、どんなアプリなのですか?
透明アプリ
自分が透明になれるアプリです。
勇祐
じゃあ使わせてくれませんか?
透明アプリ
はい。分かりました。
勇祐
ん?それだけかよ。
勇祐
店長が言ったとおり怪しいアプリだな。
勇祐
まぁ!いっか!
次の朝
勇祐
はぁ〜。
勇祐
眠っ!
勇祐
よし。準備しなきゃ。
勇祐は、顔を洗うため洗面台へ行った。
主
これしかなかったので申し訳ない。
勇祐
あっ!主さん!
主
勇祐さんこんにちは!
勇祐
こんにちは!
主
じゃあ私はこれで失礼。
勇祐
さようならー
勇祐
ってこれは!
勇祐
僕が鏡に映ってない!
勇祐
な、なんでだ!
勇祐
あ、まさか.....
勇祐
俺、透明になった?
勇祐
ということは、好き放題にできるということか!
勇祐
まずは確認で人の目の前に立ってみよう。
乗客
.......
勇祐
よしあの子の目の前に立ってみよう。
乗客
.......
勇祐
目の前に立っているのに気づいてない?
勇祐
よし!これで好き放題できるぞ!
勇祐
ちょっと次は、あの女の人のやつ覗いて見ようかな。
女の人
.......
勇祐
わっ!凄く胸がデカイな
勇祐
次はパンツ!
勇祐
へぇ〜パンツは黒色かぁー
勇祐
可愛いなぁ〜
勇祐
そうだ!お腹も空いてきたし、レストランでなんか食べよっ
勇祐
いや、食べるというよりか盗もう。
勇祐
だって俺透明なんだから!
勇祐
よしなんにしようかな〜
勇祐
あっ!この美味しそうなハンバーグにしよう。
パクっ
勇祐
ん〜美味しいー。
パクパクッ
勇祐
めっちゃ美味かった〜ごちそうさま〜!
バイトの子
て、店長!
バイトの子
店長が作ってた、ハンバーグがありません!
勇祐
おっ!それ俺が食べました〜
勇祐
ま!聞こえてないか!
勇祐
ちょっと俺のバイトどうなってんのかな?
勇祐
気になるから行ってみよっと
店長
うっ......う....う
勇祐
店長がない....てる?
勇祐
なんでだろう?
店長
うっ.....まさか...勇祐君が事故にあって亡くなるなんて.....
バイトの子
店長大丈夫ですか?これで涙拭いてください。
店長
あ.....ありがとう。うっ.......
勇祐
俺が死んだ?.....
勇祐
どういうことだ?
勇祐
おい!俺が死んだってどういうことだ!説明しろ!
透明アプリ
だからちゃんと見てないのですか?
勇祐
何をだ!
透明アプリ
ラミンの、上の表示画面ですよ。
表示画面を見ると凄く小さい字で、こう書かれていた。
☆注意☆ この透明アプリを使ったら貴方は死ぬ事になります。 それでもいいならばこの透明アプリをお使い下さい。
勇祐
な、なんだよ!こんなの小さくて気づくわけがないだろ!
勇祐
早く!俺を生き返らせろ!!!!
透明アプリ
それは出来ません。
勇祐
な、なんでだ!
透明アプリ
だって貴方以外にこのアプリを使って
透明アプリ
亡くなったら方がいらっしゃるんですから。
透明アプリ
貴方だけというワガママ聞けません。
勇祐
そ、そんなぁー!!!!!!!!!!







