故に脆くなる

私、コノハの両親は去年離婚した

そして、今日新しいお父さんが家に来る

母は離婚してからというもの、

ストレスが溜まっているせいか、

毎日イライラしている

5:30

母は二人が来た瞬間、 機嫌が良くなった

よほど嬉しいのだろう

私は二人を出迎えるため、 玄関に向かう

ガチャ

玄関のドアを開ける

ドアの向こうにいたのは背の高い男性

少し怖いけど、優しい人だった

だが、その人の後ろに 誰かが隠れているのが分かった

同い年…くらいだろうか

隠れていたその子は、

とても美人で素敵な子だった

長い髪にきれいな肌、

華奢な体と大きい瞳

どこをとっても完璧と言える容姿だった

私が二人と挨拶を交わし終えると、

母がドタドタとリビングから走ってきた

二人はあった瞬間、お互いに夢中にはなる

そうして私たち二人は取り残された

私はツグちゃんを、自分の部屋に招待する

～コノハの部屋～

一瞬戸惑った瞬間、

私はベットに押し倒された