⚠︎ 今回長めです 時間のある際にお読みください🙇🏻♀️
待ち合わせ場所に到着した。 そこにはチームメンバーが皆バラバラに集まっている。
…私と四葩さんが一緒に来たことがそんなに不思議だったのだろうか。 チームメンバーは私達のことを二度見したり、じろじろ見たりする。
── そんな私の様子を察したのか、
四葩
四葩
と微笑みながら四葩さんは言う。
優しいな、と思った。
文月 音夜
四葩
文月 音夜
… 高級マンションの最上階に住んでそうだな、 物凄く金持ちそうだし、
… おっと、憶測で物事を考えすぎたら駄目なんだった、
もうすぐ集合時間だが まだ私たちを呼んだ本部長は来ていない。
すると、車の走行音が聞こえ 私と四葩さんが此処に来た方向を見る。
文月 音夜
本部長を乗せた真っ黒の高級車が現れた。
四葩
文月 音夜
ていうか、ここまで車で来れるの良いな… …それも偉い人の特権か。
── それから本部長の説明(長め)を聞き いよいよ調査が始まる目前。
調査では一人ずつ、配置について その周辺を調査することになっている。
いま、本部長の側近の様な人が その配置を発表しようとしているが…
文月 音夜
四葩
四葩
文月 音夜
側近
文月 音夜
側近
側近
側近
文月 音夜
高専から一番遠い場所、かあ… ちょっと高専見てみたい気持ちもあったけど、
四葩
文月 音夜
まあ、頑張るか。
張り込み調査が始まり 皆それぞれ配置についた。
文月 音夜
気温などは問題ないが どうも同じ場所にずっといるとなるとやる気が出ない。
文月 音夜
文月 音夜
この場所には高専の人どころか 人の気配すらあまりしない。
文月 音夜
組織の人に聞かれたらやばい事を言ったその時。
文月 音夜
緑色の髪をポニーテールに束ね 紫色の眼鏡をかけた女の人にいきなり話しかけられた。
そ、それにしても怖いって! いきなりそんなふうに言われても返答に困ります!!
文月 音夜
一緒に居るのは白色マッシュルームの髪型に 口まで隠すほどの
そして二足歩行で当たり前のように歩くパンダ。 パンダ・・・?
なんだこれ、と真っ先に思った。
この人達の会話のツッコミ所が多すぎて 混乱してくる…
で、でもとりあえず何か言わないと…! 考えろ…考えろ!
文月 音夜
文月 音夜
文月 音夜
なんか、凄い人たちだったなあ…
ワーワー騒いでいるあの人たちを眺めていると 私はとある重要なことを見落としていたことに気づいた。
あの人達、 もしかして高専の人では…?
大分前にあの人達と同じような服を着ている 高専の人を見た気がする…
もし本当だったら … 良い情報が得られたかも、
調査終了後。
─── 今日はいつもに増して、疲れたな…
山道を歩くわ、高専っぽい人に話しかけられるわ… 今日はたくさんの事があった。
電車の揺れが心地よく、また疲れもあってか 体を眠気が支配している。
文月 音夜
文月 音夜
思わず眠りそうになり 危うく隣の席(誰も座ってない)に倒れるところだった。
最近睡眠時間短いし、それに疲れた… もう、このまま寝よっかな…
文月 音夜
電車が止まった反動の揺れで目が覚めた。
… 寝ていたのか、? てか、今何駅…?
… 良かった、まだ大丈夫、 とりあえず乗り過ごしてなくてほっとした…
文月 音夜
スマホゲームでもやろっかな、 最近やってなかったな…
文月 音夜
文月 音夜
本の一つくらい持ってきておけば良かった、と後悔する。
なんの感情もないまま 停まっている駅のホームを眺めていると
文月 音夜
そこには 見慣れない学生服を着た
今までずっと、 会いたかった人がいた。
文月 音夜
第二十話 𝑒𝑛𝑑
コメント
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久しぶりの更新です✍🏻 中々書く手が進みませんでした… 今回は約140タップでしたが、見てくださった方お疲れ様です&ありがとうございます!!