🍓👑の息抜き物語。

あれは俺がまだ幼かった頃…

とっても暑かったあの夏の日

セミも凄く鳴いてたから"青髪"の子の泣き声もあまり聞こえなかったけど

こんな事を言っていた

見た目は…同い年ぐらいだったかな

俺がそんときは6歳だったから…

俺の実家はド田舎だけど、

引っ越すとこは東京だって、

可哀想に、、

そんな無茶な約束をした約10年後

俺は高2で東京に引っ越して来た。

俺はこのな組の組長の息子。

橙は俺の兄で黄は俺の双子の弟、

昔10歳の頃に実の親に家を追い出され

運良く拾ってもらった

そしてつい先週ここへ引っ越してきて、、

意外と学校まで遠いから

送ろうかと言われたけど

もう迷惑かけたくない…

ガヤガヤ

学校は嫌いだ

勉強して何になる。

将来使う？ いいや、橙が自分の会社立ち上げるって言ってたから俺が次期組長になるんだ。

勉強なんて必要ない、、

おまけに虐め

容姿に対する嫉妬

知ったこっちゃねー。

容姿 才能 そんなものに嫉妬したって自分は変わんねーだろ。

なのに ｢顔が良いからって調子乗るな｣ ｢お前の才能が気に食わねぇ｣

ちゃっかり褒めてくれてありがとねぇー。

人虐める時間があるなら自分を磨けよ。

こんな感じで前の高校では俺は虐められてた。

それで初めて手を出した。

自分でも信じられないぐらいの力が出た。

＿＿退学?

なんでだよ

虐めてきたアイツらが悪いだろ

まぁ…もう、、なんでもいいけどね。

名前は知らないけど

あの可愛らしい笑顔は憶えてる。

あの時名前聞いてれば…

ガヤガヤ

別に話す友達なんて居ないし

そんな友達すら要らない。

俺は1人でいい…

こいつめっちゃ話しかけてくるな、

返事を返すこと自体めんどくさい。

……めんどくさい…

めんどくさい…

多分また殴られるんだろうなぁ

放課後

だりぃな…

またこれか。

別に俺なんにもしてねぇよ

そっちが勝手に……

鉄バットねぇ。。

ﾄﾞｺｯｯ…

ﾄﾞｺｯｯ

ﾊﾞｺｯ

俺の身体はボロボロだった。

腕も脚も頭も何もかも血だらけ。