脅迫された心

午前5時

7時

この時は翔太はあまり寝れていなかった。

学校

友達とは仲良かったが中学三年生になると少し翔太は変わってしまった

授業中

シャーペン【ﾁｸｯ】

翔太はずっと眠そうにとしていたが

その時は理科だけ頑張っていた。 でも理科は自信あった。

翔太は眠りにつく。

翔太は過去の夢を見ていた。

小学四年生

手洗い

翔太は手を洗うのに5分以上も掛かることが多くなった

それだけじゃなかった。

細かいことでも何度も謝らないと気が済まないし、気持ちがモヤモヤしていた

生活面以外でも。

過去の罪、過去にしてきた悪事がその日々を襲うように蘇り、毎日罪悪感を背負い生活していた。

キリのない物事を永遠にし、罪悪感を背負い、不安な気持ちしかない日々が翔太を襲った。

これは実話であり、全てこの物語を作っている作者が体験していた物語。 ノーフィクションである。

2018年。小学四年生の当時のゴリくんを襲ったもの。

強迫性障害

不安障害のひとつで、普段気にならなかったことに敏感になり、物の位置がどうしても気になったり、手を何度も洗い続けたり、何度も同じことを確認したり、不安を感じやすい障害だった。 一人での生活が困難になったり、自分が居ることに大きく不安を抱え精神的にも苦痛を抱えていた。

翔太にはそれが聞こえていた。

数日後。

【違う、、俺だって普通に生活したいよ、、なのに、】

とうとう、手を出されるようになった。

普通に生きたいよ。 この地獄から抜け出したい。 そうだ、もう死ねばいい。

しかし、簡単に死ねるわけじゃなかった 自分殴って、物に頭をぶつけても、 痛いだけ。

怒られて、蹴られての繰り返し。 毎日が怖く、寝るのも怖く、 毎日が恐怖だった。

施設に行くってことは友達とも家族とも好きな人とも誰にも会えなくなってしまう。お別れになってしまう。

その日はずっと目が乾くまで泣いた。

そんな日々を3ヶ月ほど。 短い日々に感じるかもだが、翔太にとっては長く残酷な日々だった。

あれから、5年ほど経過。 まだトラウマは残り続けていた

これはノーフィクションであり、 実話である。 障害や、病気、それは互いの理解が必要だ。 強迫性障害はその人が必死で頑張っていても、普段みたいな生活は出来なくなる。 そんだけ強い不安を抱える障害だ。

作者ゴリくん。 YouTube▶ゴリだよch 【ゴリくん地獄の過去編】 【脅迫された心】