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特別編 [スペシャルなラブ]
橙という男子が仲間との思い出を何者かに奪われ、"記憶喪失"になってしまった。 この世にいてはいけない人物が橙を実験に使い、大失敗。 ─息を引き取っていた。 橙の仲間5人はこの世では無い世界へ橙を救いに行く─。
5人は橙を取り戻せるのか? 自分たちの命は? 彼らを動かす理由は─… スペシャルなラブがあるから。
1話 『真の友』
side 橙
橙
橙
橙
ダンボールがあり、開けると─。
橙
中学が一緒だった双子の大河と大聖の写真。
橙
橙
2人は双子だが見た目も似てない
癖は同じだ。
そして─あの二人はもう亡くなってしまった。
4月29日に兄の大聖が亡くなり、
5月6日に弟の大河が亡くなった。
橙
橙
俺は急いで家を出て高校へ向かった
全速力で走った。
橙
黒猫
黒猫が飛び出してきてギリギリ止まった。
橙
その場でタッタッと足踏みしている俺を笑うようにしっぽを振る猫。
橙
てか朝から黒猫見るとか最悪やん、
悪い事でも起こるのかな~
ガラガラと勢いよくドアを開ける
橙
桃
桃
橙
この桃色髪は、桃ちゃん
桃
橙
桃
橙
──ロ。
橙
橙
桃
ニ、ニゲ、、ゲゲゲッニゲロ
橙
桃
橙
桃
オレ、カラ……ニゲ、ロ……
なんなんだッ、気持ち悪い!
桃
桃
桃
橙
桃ちゃんに言われて自分の首をみる
橙
桃
漢字の一、カタカナのタ、ヒ
桃
橙
そういい、強くその跡を擦る
橙
桃
橙
カク……セ、ホウタイデ、、
橙
桃
桃
橙
橙
桃
メ、ヲ……サンビョウツムルナ
目を3秒瞑るな、?
橙
俺は瞑るなと言われた目を閉じ3秒数えた。
そして目を開けるとそこには──。
大河
た、いが……?
大河
尖った歯で俺の頭を噛んだ。
亡くなったはずの大河が、なん、、でっ、、
side 桃
桃
橙……大丈夫か、、?
橙
何だ?急に目を閉じて、、
桃
そこからの記憶はよく分からない。
ただ、橙が危ないという疑いがある
桃
桃
橙
橙
桃
橙
貴方、誰ですか?
桃
桃
橙
桃
桃
大河
大河
桃
桃
橙
大河
大河
橙
桃
大河
大河
大河
大河
大河
桃色髪さん…俺を守ろうと、、
でも、大河…?酒人間って、?
橙
大河
橙
大河
大河
橙
信じてええの?
知らない人と前の友達
どっちを信じればええんだ、?
桃
大河
─決めた。
橙
大河
橙
大河
橙
過去のことだった。
橙
橙
この時の俺は一人ぼっちだった。
友達もいない。
ただ、大河はそんな俺にも優しくしてくれた。
大河
橙
大河
大河
橙
大河
橙
大河
橙
大河
大河
橙
あんなに優しかった大河が……
大河
橙
その瞬間、大河は消えた。
桃
桃
橙
橙
桃
桃
友達 だ
橙
桃
桃
橙
桃
桃
橙
桃
橙
怖かった。
……怖いよ、
橙
桃
side 桃
桃
橙
どうしてそんなに肩が跳ね上がってるんだ、?
橙
ズキッと何かが痛む。
桃
嫌われたのか?
なんで?どうして?
記憶が無いから?
……!!!
これまで苦労して克服した男子恐怖症
克服したことが記憶にないからだ。
桃
桃
桃
橙
桃
桃
桃
桃
橙
桃
"真の友達"だ。
2話 なんでも?
黄
橙
金髪と薄黄色のあいだの髪色の人がバレーをしていた。
誰だろう……
黄
あ……
シャツの中心を掴み、顔を拭く。
黄
黄
橙
この人も俺の知り合い、?
ま、まさか大河とグル……?!!!
黄
こっちに手を振りながら走ってくるその子から逃げる。
黄
橙
俺がバタッと倒れる前に黄色髪さんが支えてくれた。
……っと同時に俺の体は震える
黄
黄
橙
橙
黄
黄
橙
黄
俺は体育館の倉庫に逃げた
黄
足の速いあの子はすぐに倉庫に入ってきた
橙
俺は1歩ずつ後ずさる。
黄
橙
下がっているとマットに倒れる体制になった
橙
黄
その子は俺を押し倒し顔を近づけてきた
黄
黄
橙
黄
橙
黄
橙
橙
黄
赤
橙
赤
黄
赤
ま、まさか……
黄
赤
赤
橙
赤
赤い髪の人は手錠を手と足につけた
そしてマットに俺を縛り付けた。
赤
黄
橙
赤
橙
黄
橙
赤
橙
紫
赤
紫
side 紫
数分前……
桃
紫
桃
紫
桃
桃
紫
桃
桃
桃
……大事なところ聞こえなかったなぁ、
そ、そんな事が……
紫
橙
赤
黄
紫
紫髪の人は赤髪さんと黄色髪さんを両手で抑え、俺に逃げてと叫んだ
紫髪さんは信用しても良さそう……とにかく今は……
全力で逃げよう。
橙
体育館広い……
橙
橙
橙
と、時計は?!!
俺が時計をみると針はぐるぐる回っていた。
橙
落ち着け……俺……
ニゲ、ロ……
橙
これ……またや……
黒猫
橙
大河
橙
大河は俺に近づいてきた。
俺は下がっていった。
大河
橙
もう、歩くところはなく俺はうんと離れる地面まで……
ゆっくり落下していった。
橙
大河
大河
大河
……
side 桃
桃
赤
なんだろ、嫌な予感しかしねぇな……
紫
桃
黄
桃
なんだよ、、みんなひでぇな……
そういえば橙は?
桃
なんか倒れてね?
俺が恐る恐る近づくと……
そこには────
桃
桃
は……?
骨……折れてやがる……し……
桃
橙
桃
嘘だと言ってくれ……橙……
桃
俺の涙が橙の顔にボツボツ染みていく。
橙ッ!!!!!!!
桃
『桃、さん……ッニコ』
『初デートやな!』
『俺……桃ちゃんのこと好きかもしれへん、、』
『桃ちゃん』『も~もちゃ!!』
桃
や"めて"く"れ"ええ"ぇッッ!
橙
紫
赤
黄
青
桃
その場が静まりきった
紫
青
青
桃
桃
突然俺たちの目の前に穴が出てきた。
桃
赤
黄
大河
青
大河
桃
大河
大河
赤
大河
大河
大河
桃
黄
青
赤
紫
笑える日を取り戻しに行こう。