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『男子嫌い克服とか無理や、』

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『男子嫌い克服とか無理や、』

19 - [スペラブ] 特別編 ½ 【どうして、ッ!】

♥

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2023年07月06日

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特別編 [スペシャルなラブ]

橙という男子が仲間との思い出を何者かに奪われ、"記憶喪失"になってしまった。 この世にいてはいけない人物が橙を実験に使い、大失敗。 ─息を引き取っていた。 橙の仲間5人はこの世では無い世界へ橙を救いに行く─。

5人は橙を取り戻せるのか? 自分たちの命は? 彼らを動かす理由は─… スペシャルなラブがあるから。

1話 『真の友』

side 橙

もう、朝か……っ

いつもと同じ平和な生活をおくりますかっ!

なんだ、これ…

ダンボールがあり、開けると─。

っ、、!

中学が一緒だった双子の大河と大聖の写真。

たい、が……ッ

たいせいッ……あの二人は…もぅ、、

2人は双子だが見た目も似てない

癖は同じだ。

そして─あの二人はもう亡くなってしまった。

4月29日に兄の大聖が亡くなり、

5月6日に弟の大河が亡くなった。

はぁ、もう一度会いたいな~…

って、やべ!時間!!!

俺は急いで家を出て高校へ向かった

全速力で走った。

うぉッ!?

黒猫

にゃぁ~っ

黒猫が飛び出してきてギリギリ止まった。

早くどいてくれ~、、

その場でタッタッと足踏みしている俺を笑うようにしっぽを振る猫。

ちっ、、

てか朝から黒猫見るとか最悪やん、

悪い事でも起こるのかな~

ガラガラと勢いよくドアを開ける

おはようー!!

おは~

遅かったな

まぁな、

この桃色髪は、桃ちゃん

てか俺今日黒猫見ちまった~

え、俺も、!

まじかよ笑

なんかや~な感じ、、

──ロ。

?!

なんだ、、?

どーした?

ニ、ニゲ、、ゲゲゲッニゲロ

、、?

大丈夫か、?

逃げろって、、

"あぁ~、?そんなん聞こえねぇよ笑

オレ、カラ……ニゲ、ロ……

なんなんだッ、気持ち悪い!

は?ま、まて……

橙……

お前、首……

桃ちゃんに言われて自分の首をみる

ッ?!!!な、なんやこれ?!

字、、ぽいな

漢字の一、カタカナのタ、ヒ

、、死、?

こ、こんなん擦ればっ!!

そういい、強くその跡を擦る

落ちへん、、!

せんせーに見つかったらやべぇぞ、こりゃあ……

先生……?!どうしよ、

カク……セ、ホウタイデ、、

!包帯……!

ナイスだ!

保健室に取りに行こう!

分かった!

つ、ついたぁ~、

包帯、探してみるわ

メ、ヲ……サンビョウツムルナ

目を3秒瞑るな、?

……

俺は瞑るなと言われた目を閉じ3秒数えた。

そして目を開けるとそこには──。

大河

いただきまーす~

た、いが……?

大河

ガブッ

尖った歯で俺の頭を噛んだ。

亡くなったはずの大河が、なん、、でっ、、

side 桃

包帯、探してみるわ

橙……大丈夫か、、?

……

何だ?急に目を閉じて、、

?!!!

そこからの記憶はよく分からない。

ただ、橙が危ないという疑いがある

──い!!

橙!!!

ッ?!

ここは、、

俺の家だ。

て言うか…

貴方、誰ですか?

は?

いや、冗談とか良いから…それより──

あの、本当に誰?

記憶、がない、?!

まさかさっきのやつに……!?

大河

はーーい

大河

さっきのやつでーーす

ッ?!

橙……離れてろ、

う、うん──

大河

それにしても

大河

橙の記憶って幸せばっかでまずいねえ?

俺の、記憶、?

お前、まさかっ、!

大河

君は知っているようだねぇ、。

大河

そう、僕は、[酒人間]

大河

人間の記憶を酒として飲食みたいなのをするやつだよ。

大河

あ、でももう僕しんじゃってるから人間じゃないかなぁ~?

大河

きゃははっ!!

桃色髪さん…俺を守ろうと、、

でも、大河…?酒人間って、?

た、いが……?

大河

橙、あのね?

う、うんっ、?

大河

この桃髪の奴はお前を苦しめようとした。

大河

僕が助けに来たんだ。

信じてええの?

知らない人と前の友達

どっちを信じればええんだ、?

てめぇッ、嘘つくな!!

大河

嘘じゃないし~?

─決めた。

大河。

大河

僕を信じてくれるんだねぇー!!?

大河の事は信じられない。

大河

、っは?

過去のことだった。

あわわッ、、

どどどうしよう……‪💦‬‪

この時の俺は一人ぼっちだった。

友達もいない。

ただ、大河はそんな俺にも優しくしてくれた。

大河

君─、教室分からないの?

は、はいっ、

大河

連れて行ってあげるよ。

大河

きっと1年だよね?

先輩、、ですか?

大河

いや、僕も1年だよ 笑

ありがとうございますっ、

大河

タメ口で。

っえ、?

大河

敬語苦手だから~

大河

僕大河。

!!た、大河!

あんなに優しかった大河が……

大河

……橙にはがっかりだ。

え、?

その瞬間、大河は消えた。

!、、

だ、橙!!大丈夫か!!

大丈夫……です

貴方は……俺のなんですか……?

……っ、

お前を守る─

友達 だ

な、名前は……

桃。

お前は桃ちゃんって呼んでたぞ。

え、お、女の子?、

ちげぇっての!!

俺は男!!

あ、す、すみません

ぎゅっ─

ビクッ

怖かった。

……怖いよ、

は…はなれて……ください……

あ、わりぃ、、

side 桃

ぎゅっ─

ビクッ

どうしてそんなに肩が跳ね上がってるんだ、?

は、はなれて……ください……

ズキッと何かが痛む。

あ、わりぃ、

嫌われたのか?

なんで?どうして?

記憶が無いから?

……!!!

これまで苦労して克服した男子恐怖症

克服したことが記憶にないからだ。

はぁ、、…

橙。

これだけは言わせてくれ。

はい、?

……俺は、、

いや……

"俺達"はお前の味方だ。

何があっても。

はい!!

味方であり、俺とお前は、

"真の友達"だ。

2話 なんでも?

ふッ、!

、、、

金髪と薄黄色のあいだの髪色の人がバレーをしていた。

誰だろう……

いい汗かいたなぁ、~

あ……

シャツの中心を掴み、顔を拭く。

?、、、

橙くん!!

…っ、?

この人も俺の知り合い、?

ま、まさか大河とグル……?!!!

おーい!

こっちに手を振りながら走ってくるその子から逃げる。

えっ、ちょ!、

俺ッ、体力も足の速さも……ないんだっ…た、

俺がバタッと倒れる前に黄色髪さんが支えてくれた。

……っと同時に俺の体は震える

危ないですよ~

震えてどうしましたか?

─い……

怖いです……

え?

橙くん、?

知らない人が俺にさわる、、な!!!

し、知らない人……、?

俺は体育館の倉庫に逃げた

待って!!!

足の速いあの子はすぐに倉庫に入ってきた

……、

俺は1歩ずつ後ずさる。

……逃げないで下さい。

あ、ッ

下がっているとマットに倒れる体制になった

……や…やだ、、

逃げるな容赦しませんよ

その子は俺を押し倒し顔を近づけてきた

チュッ

クチュクチュッ

んッ、ぅ//

クチュクチュレロレロッ

んゅッ、/♡ ポロ

かぷぅ(舌を噛む

んぅッ?!!!ビクッ

はぁはぁ、/、

橙くんに嫌われても僕は諦めません。

黄~くん!って橙くんだー!

ふぅ、ッ/

な、なんか顔赤くない……?

僕がヤってたんです。

え~いいなぁ 俺もやりた~い

ま、まさか……

いいですよ。

じゃあ橙くん、弱点を言ってもらおうかなぁ~♡

嘘ついたらめっ だよ

……くすぐり…

じゃあこれを付けて、っと……

赤い髪の人は手錠を手と足につけた

そしてマットに俺を縛り付けた。

じゃあ始め~♡

チュックチュクチュ

んッ……?!!!//

こちょこちょ~ッ

ん……ッんんんッ♡//

ぷはぁっ♡

っはぁ、//

こちょこちょ~♡

あははッ♡あ"ぅッ//いやッ♡

ちょっと!何してんの!

紫ーくん、?

桃くんから聞いたの!

side 紫

数分前……

紫ーくん。

どしたのー?

真剣に、驚かずに聞いてくれ。

?うん。

橙は……

記憶が奪われちまって、男が怖いんだ。

う、そっ……!?

だから、黄達がなにかしていたら俺たちでフォローしよう。

あいつらは何するか分からない。

特に……──はな。

……大事なところ聞こえなかったなぁ、

そ、そんな事が……

橙くん、……この2人様子がおかしいよ

え、?

……橙~くん?♡

逃げ……るな♡

橙くん逃げて!!!

紫髪の人は赤髪さんと黄色髪さんを両手で抑え、俺に逃げてと叫んだ

紫髪さんは信用しても良さそう……とにかく今は……

全力で逃げよう。

!!!ッは……ぁ、

体育館広い……

っはぁ、はぁっ……

屋上まで来れば……

ってなんか暗い……!、

と、時計は?!!

俺が時計をみると針はぐるぐる回っていた。

な、なんやこれ……ッ、

落ち着け……俺……

ニゲ、ロ……

?!……

これ……またや……

黒猫

にゃぁ~

ビクッ

大河

橙、また会ったね~

大河ッ……!

大河は俺に近づいてきた。

俺は下がっていった。

大河

おぉ~危ないよ~ニコ

っえ?

もう、歩くところはなく俺はうんと離れる地面まで……

ゆっくり落下していった。

……

大河

よ~し 処理完了!

大河

大聖~?

大河

あれ……来ないな、、

……

side 桃

なんだ、今の音……

嫌な音だったね~

なんだろ、嫌な予感しかしねぇな……

俺と桃くん以外は屋上で涼んでこよ~

は?!俺は?!!

外にでも出て涼んできてくださーい笑

ちっ……

なんだよ、、みんなひでぇな……

そういえば橙は?

……

なんか倒れてね?

俺が恐る恐る近づくと……

そこには────

ッ?!橙!!!!!!

おい!!!!

は……?

骨……折れてやがる……し……

血が……

……

うそだろ、、っ

嘘だと言ってくれ……橙……

俺……どうすりゃいいん……だ……ポロ

俺の涙が橙の顔にボツボツ染みていく。

橙ッ!!!!!!!

……ポロポロ

『桃、さん……ッニコ』

『初デートやな!』

『俺……桃ちゃんのこと好きかもしれへん、、』

『桃ちゃん』『も~もちゃ!!』

やめろ……ポロ

や"めて"く"れ"ええ"ぇッッ!

……

どしたの?!!

桃くん!!

どうしたんですか!!

どしたんだよぉ!

橙……が……

その場が静まりきった

……え……?

まさか……お前が……ッ?!、

っざけん"な!!!!

俺じゃねぇよッ……!!

どうしてこうなったかは分からない……

突然俺たちの目の前に穴が出てきた。

ッ?!

なにこれ……、?!

ブラックホールみたいです……

大河

やぁ~

?!!

大河

その穴は僕が作ったんだ。

はぁ、?

大河

そこには橙の運命を変えれるかもしれないルートがある。

大河

そこを間違えずに進めれば橙は助かる。

!じゃあ……

大河

ただし、失敗したら君たちは戻れなくなり

大河

橙は生きたまま痛めつけられ、

大河

最後には………

そんなん、、やるに決まって……

……ですね

怖くなんてないぞ。

橙くん……待っててね。

……必ずまたみんなで……

笑える日を取り戻しに行こう。

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