第四話
紬
いつもと変わらない通学路。
それなのに、今日はひどく寂しげに思える。
結々は大崎くんから助けてくれた。だけど、どうしてあそこまで タイミングよく助けに来れたのかが引っかかる。
単に偶然ではない気がする。
でも、、、
結々
紬
結々
結々
紬
結々
紬
結々
結々とは仲良くしたいけど、、だけど、何か引っかかる。
結々
学校
結々
紬
先生
結々
先生
結々
紬
紬
先輩
紬
先輩
紬
結々
先生
結々
先生
私はそう言って大きなゴミ箱を持ち上げる。
結々
結々
結々
結々
私は、階段の踊り場に着くと、大ぶりなゴミ箱を持ち直す。
結々
階段の下には、見慣れない顔の男と、紬ちゃんがいた。
紬ちゃんが「先輩」と呼んでいることから察するに、3年生の先輩だ。
なにやら親しげに話す二人の間には、 小さな恋心が芽生えかけていることに気づく。
先輩
紬
二人はどこか恥ずかしそうに視線を泳がせる。
結々
その瞬間、ゴミ箱が落下する。
大きな音を立てて階段を下るゴミ箱からは、 ゴミがこぼれ落ちる。
手が滑った訳じゃ無い。
、、、これはあくまで意図的だよ?、、、
ドンっ!!
先輩
落下したゴミ箱が先輩の足に当たる。
紬
結々
私は急いで階段を駆け降りる。
結々
驚いて尻もちをついた先輩に、手を差し出す。
先輩
顔を真っ赤ににした先輩は、私の手を取らずに大急ぎでかけて行った。
紬
結々
紬
結々
紬
結々
結々
そう言って、紬ちゃんの背中を軽く叩く。
結々
結々
続く
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