タイムレス
おい
タイムレス
そこのお前
ボーイ
あ、はい!
タイムレス
お前、前も来てたよな?
タイムレス
そして俺を見てた
ボーイ
え…それはその…はい
ボーイ
ごめんなさい…
タイムレス
はっきりさせようじゃないか
タイムレス
お前は俺のファンなのか?
タイムレス
それとも…
タイムレス
知っているのか?
タイムレス
過去の…俺を…
ボーイ
僕は…あなたの事はアイドルをしているのを見て知りました
ボーイ
若い人の中に一人だけおじさんがいるのが痛々しくて…
ボーイ
最初はそれをバカにして笑ってました
ボーイ
でも
ボーイ
だんだんあなたのダンスから目が離せなくなって
ボーイ
今は貴方のファンです!
タイムレス
そうか…
タイムレス
ありがとうな
タイムレス
これからも俺は
タイムレス
お前が誇れるようなアイドルとして輝き続ける!
タイムレス
約束しよう…
ボーイ
はいっ
タイムレス
よし、握手だ、少年
ボーイ
あ、そういうのはいいです
タイムレス
そ、そうか…
タイムレスは、その日、風呂に浸かりながら昼まであった少年の事を思い出した
タイムレス
ふ…(微笑み)
タイムレス
俺の過去の記憶は一体どこにあるのだろう
タイムレス
まあいいさ
タイムレス
今は全力で駆け抜けるさ
タイムレス
このアイドルという果てしなき道をな!
戻らない!!!!!!!