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山の麓に住むくらい、俺達家族は貧乏だった。

だからこそなんだろうね。食糧や水の争いは絶えなかった。

ある日、隣人との食糧争いで両親と妹が死んだ。

残されたのは双子の俺と姉ちゃん。

勿論、まだ13歳だった俺と姉ちゃんには食糧や水さえも手に入らない。

そんなある日、少し金持ちの村人との殴り合いで姉ちゃんが死んだ。

美味しそう…

姉ちゃんからほんの少しだけ流れた血を見て、そう思った。

fj

ごめんね、姉ちゃん。ごめんね、ごめんね。

そう思いながらも姉ちゃんの血を吸い尽くした。飢えていたんだろうね。

吸い尽くした後、服と口周りは血が赤く滴っていた。洗おうと思ったけど、先に姉ちゃんを供養した。

埋め終わると、少しだけ体に違和感を感じたんだ。

薄橙色だった肌は紫色に変色して、そこら中に群がる人間が美味しそうに思えた。…そして。

極めつけには目が赤く染った。

そう、所謂ゾンビって奴だ。

昔から姉ちゃんには、

人の血を絶対飲んではいけないよ。

そう教わっていた。

こういう事なんだ。

姉ちゃんを土に還した後、1人泣き叫んだ。すると、後ろから人の足音が聞こえた。

hr

ねえ、君一人なの?

hr

その肌は…ゾンビ?

fj

わかんない。でも、そうだと思う。

hr

…まぁ、いいや!僕と一緒においで!

そう。hrとの出会いはここからだったのだ。

その後、kyとか言うドSと会って、散々弄られた。でも、3人で笑える時間が嬉しくて、あっという間に時は過ぎて行った。

今では…

国、作っちゃってます☆

hr

執事ー!あの書類取ってぇえ!

fj

待ってぇ!

ky

こくおー!先にこっちやってくれー!

まぁ、仕事に追われてる訳ですが。

fj

右大臣早く仕事しろ!

ky

うるせえ!今やってんだろ!

fj

やってねぇから言ってんだろぉ!?

ky

お前が俺に勝てると思ってんのかぁ!?

hr

ハイハイ喧嘩しない!それよりも手動かして!

ーーー

hr

やっと終わったね…

fj

うん…

ky

俺この後稽古つけなきゃいけねぇわ…

そう言って、kyは青ざめる。

hr

国王って言う役職も楽じゃないね…

fj

俺が1番大変だよ!

hr

執事…

ky

お前羊のトーンで言うのやめろよ。

kyが呆れたように言う。

fj

国王、私は執事でございます…

hr

ぇえ?んーと、えーと…し⤴︎︎︎つ↓じ↑!

ky&fj

執事!!!!

こうやって少し馬鹿やってるけど、すっごく楽しいです。

ky

んじゃあ俺調子乗ってる若もんに稽古つけてくる。

fj

お前もまだ若いだろ。

hr

右大臣行ってらー!

fj

行ってら。

ky

行ってきま。

ky

すっー…行きたくねぇ。

何を言ってるんだコイツは。

fj

本音を言うな!馬鹿!はよ行け!

ky

クソが。じゃあねこくおー。

hr

またねー。

kyは出る前に、1度俺にも小声で「じゃあな」と言い、足早に去る。

fj

稽古嫌ならなんでこの的外れな役職選んだんだろうね?

hr

さぁ?馬鹿だから。

今年1番、国王に納得させられた。

fj

じゃあ俺見回り行ってくるー!

hr

うん、またねfj!

見回り。なんで執事がしなきゃいけないんだろうね?

見回り兵雇えば何とかなるし、お金もそこそこある。なんで雇わないんだろ…?

ltrt

fjくーん!!!

fj

わ!ltさん!?

ltrt

今usから逃げて来たとこなんよ!匿ってくれへん?

fj

あ…

匿うも何も、直ぐ後ろにusは居る訳なんですが。

uszw

おい。帰るぞ。

ltrt

うぉお!居たの!?気づいてたけど。

uszw

気づいてんのかよwごめんなぁ、fj。ウチの阿呆が迷惑かけて。

fj

ああ、いいんだよ!何度かウチの馬鹿もお世話になってるし…

あの右大臣はltさんと仲良いのか悪いのか時と場合によって違う。毎日口喧嘩する位仲が悪いのかと思えば、偶に笑いあって話している事もある。

uszw

じゃあ、お互い様って事で。

fj

そうだね。

ltrt

思いっきりスルーしてるけど俺の事阿呆っていうのやめろよ。

uszw

ふーん。じゃ、仕事終わったらコイツ連れて来るわ。

ltrt

え、行っていいん…てか国王なのに酷くない!?いくら昔からの仲と言えど、usより確実に身分上だよ!?

fj

大丈夫ltさん。普通だから。

ltrt

嘘やん…まぁ、いいわ。fj君またな!

fj

うん、またねー。

うん、騒がしい。

ぇ、F様!

fj

…何。

今皆なんで「F様」って呼んだのか気になるでしょ?それはね、国王が個人情報いつか自分の首を絞めるって言ってコードネーム的な物を付けてくれてるからなんだよ!

それにしてもコイツは…kyの配属の兵だ。ん?右大臣の配属の兵ってちょっとおかしい?まぁいいや

ひっ…あの、えと、け、K様が呼んでいますので…ひ…ぃ…

こんなに、露骨に怖がられると傷付くなあ…

fj

ふーん。で?

えっ…

fj

他に用はないの?

出来るだけ優しく言葉を放つ。

しっ、失礼しましたぁあ!!!

fj

…は?

何これ。俺が悪いの?

ーkysideー

さっきからコソコソと俺配属の馬鹿が喋ってる。

何話してんだ?

そう思い、少し近づく。

こ、こぇええ…

兵2

あの人、ゾンビだよな?なんでこの国にいるんだよ…それに、いつ食われるか…

は?

ky

おい、お前ら。

兵&兵2

うわぁ!?K様!

ky

Fの事何も分かってねぇ癖に勝手なこと言うな!馬鹿が!

兵&兵2

すいませんでした!!

ーfjsideー

分かっていた。

自分が国民からも、兵士からも怖がられていることは怖がられている理由だって、分かってる。ゾンビだから。

人を食べてしまったから。城を出たら蔑まされているだろう。恐れられているだろう。偶に、心が挫けそうになる…

でも、今の俺にはアイツらがいるから。

きっと、この先も上手くやって行ける!

fj

国王ー!

hr

なあに、そんなに顔輝かせて。

fj

俺らhjkで息抜きしましょうか。

hr

んー。折角だから兵士も、ね?

fj

え、でも、なんで…城とか誰が守るの?

ky

そこら辺は大丈夫。ltさんに押し付けた。

fj

お前なぁ…

hr

じゃ、さっきのky配属の畜生共を連れて行こっか!

ky

お前どさくさに紛れて俺の部下馬鹿にすんなよ。馬鹿だけど。ま、呼び掛けて来るわ。

ーーー

ky

連れてきたぞー。

ひっ…

兵2

ごめんなさっ…

いやいやいやいやいやいやいやいや。

どう考えてもおかしい。どうしたのその怯え方。

hr

ねぇ、まさかだけど…K。

ky

…へい。

hr

怒った?

ky

…てへぺろ☆

fj

お前は幼女か!

ひっ…

兵2

あ、ぇ…

hr

そうそう、兵君、兵2君!

はっ、はい!

hr

俺達と遊ぼうか!

兵2

え?

fj

ね、国王?

hr

なあに?

fj

直球過ぎない?

hr

…どうすればいいと思う?F〜

fj

俺が言ってどうするの。まともに俺の言葉なんて聞きゃしないよ?

そうだ、どうせ俺の言葉なんかに耳は貸さないんだから。

ky

そこら辺は叱っといた。

fj

…へ?

ky

お前の事悪く言ってた…から。

fj

…ありがとう!

あぁ、もう嬉しくてしょうがない。

大切な人に、心配をされて、大事な人に、俺の為に大切な部下を叱ってくれた。

こんな幸せ、他にあっただろうか。

hr

うん、満点!

fj

何を測ったの?

hr

笑顔。

fj

はぇ!?

意外と…

兵2

うん。

ky

よし、遊び行くか!

こうして、俺達は遊びに出た。

終わり!

私ねー、fj推しなの!(通報しないでね)

どうか可愛さと切なさ(?)を分かって欲しい!…って事で書いたのがこれね。

わかる人にはわかる。絶対に。

と言うかアイコン?見ればわかると思うよ。私まだファン歴3年とか言う浅い人だけど、本当に好きなの。

Loveじゃないからね?LIKE(?)だからね!…ごめん、人にLIKEって通じるの?

まあいいや、それではまた次回で会いましょう!

(・ω・)/アデュー☆

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