死にたい少女とヒーロー

私は

死のうと思っていた

学校では

毎日毎日怒られてばっかり

つまんないよ…

親にも虐待される毎日。

そんな私を救ったのが

ｻﾞﾜｻﾞﾜｻﾞﾜ

上平翔吾

この人だった。

ヒーローになってあげるよ！

いつの間にか、仲が良くなっていた

いつか、ラインを交換した

いつか、相談に乗ってもらった

いつか、先生を説得してくれた

自然に笑顔を出せるようになったし

死にたい気持ちは

どこに行ったんだろう？

ｶﾞｼｯ

ﾎﾞｺｯ

昔は自分のことを「僕」と言っていた翔吾が

いつの間にか、自分のことを「俺」というようになっていた

それからは、いじめがなくなり、

家を本当に出て

翔吾の実家に住むことになった。

私の、ママという存在は、翔吾のママ

翔吾とは、これからは、兄弟として、

生きていくことになった

これからの生活が

楽しみです！