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君と過ごした最後の一週間

第1話 - 君と過ごした最後の一週間

2020年12月30日

#20

お犬みかん🍊

フブキ

へー俺、難問クイズ、全クリしたよ。

誠

え!?すげー!!!
俺、2問目がわからんのんよ。

フブキ

あーーー…………
！あれか

誠

そうあれ

おばさん

危ない!!

フブキ

！

誠

えっ？ちょ、フブキ？
！

誠

（女の子が…引かれそうに）

女の子

え？

トン

女の子

わ！

誠

フブキーーーーー

フブキ

チェッ駄目か

プーーーーーーーーー

おばさん

え？あ！
大丈夫？危ないよ

女の子

ごめんなさい(_ _;)
高校生の人が助けてくれた

ガシャンパリン　ポロポロ

フブキ

ケホケホ
ゴホゴホ

フブキ

（あーやばい、頭クラクラする
　！建物が崩れそうに…）

フブキ

ゴホケホ
誠ーこっち来んな、崩れるー

誠

え？

ガラガラガラガラ

誠

え？ちょ、駄目だって
明日、卒業式💦
死ぬな死ぬなよフブキ

フブキ

（ん！あれ俺生きてる……？あぁ、がれきとがれきの間のすきまで……だけど、もう意識が…………）

お兄さん

高校生君が瓦礫の下に、
皆さん、助けましょう

おばさん

そうですね、助けましょう
君、彼の友達？助けに行こ

誠

はい

フブキ

………………………

お兄さん

おい！見つけたぞ

おばさん

本当！

誠

！（頭から血が…救急車早く来てくれ）

ピーポーピーポー

誠

！やっと来た

お兄さん

あの、こっちです

救急車の中の人

いっせので…急ぎましょう
一番近い県病院空いてるか調べろ

救急車の中の人

はい

誠

花…持ってきた…前持ってきた花枯れてる……

こぽこぽザバー

誠

なあ…フブキそろそろ起きようよ……
もう……4ヶ月も眠ったままなんだよ…

ぴ　ぴ　ぴ　ぴ　ぴ　ぴ

誠

(_ _;)

フブキ

ん！

フブキ

ん？

フブキ

ここは……？

誠

…………………え？（お願い効いた？）
えっと、ここ、病院

フブキ

？誠…病院、なんで……

フブキ

！あぁ、俺…引かれて…

看護師さん

点滴の確認にきま……した…
あ！日苓君起きたんだ…
…天頭先生呼びに行かないと

誠

( ´∀｀)(泣)

フブキ

あ！菜奈さんじゃん
やっほー！
じゃあ、天先いんの？

天頭先生

天先じゃない、天　頭　先生

看護師さん

フブキ

お！天先じゃん(≧▽≦)

誠

…………（知り合い？…気まず）

天頭先生

ハーーーーで、痛むとこない？

フブキ

ないよー

天頭先生

んじゃ血液検査

看護師さん

はい、いつもどうりね

フブキ

ハイハイ

誠

（そうか、フブキもともと病弱だか
　ら、病院に通ってる。フブキの担
　任の人達か…）

フブキ

ところで今日、寒いっすね！

天頭先生

そうか？俺は、暑いぞ…なあ…菜奈さん

看護師さん

え？あ！はい、今夏ですしね

フブキ

えー俺、けっこう寒いけどなー

天頭先生

……体温測っとくか…

フブキ

体温計プリーズ

天頭先生

ください、な！

看護師さん

はい

フブキ

フッふーん…ぐさっとな

フブキ

おっ鳴った

フブキ

はい

天頭先生

（35.4……低いな…）

天頭先生

先生、他に用事あるから

フブキ

ん！バイバーイ

看護師さん

（確認確認っと）

誠

なあ…フブキ、看護師さんと天頭先生と知り合い？

フブキ

ん？そだよ、俺が小さい頃からお世話になってる人達

誠

ふーんそうなんだ
！あ、やべ　ごめんフブキ、俺大学あるから

フブキ

分かった、また

誠

帰りよる

フブキ

うん…

フブキ

ねぇ菜奈さん
天先なんかおかしくなかった？

看護師さん

ん？そうかな…………………えっとここが…よし、合ってる………

フブキ

だっていつも体温測ったら、教えてくれるじゃん

看護師さん

うん、そうだね。じゃあ私、他のとこ行かないといけないから

フブキ

あ！うん、分かった……

フブキ

（うぅ〜頭ズキズキする…とゆうか、
　体中痛い……はァ、やばい、眠た…
　い………）

誠

はぁ、疲れた。
やっぱ、数学は、嫌いだー

女の子

あ、あのそこのお兄さん

誠

？俺？

女の子

そうです。あの、私を助けてくれた人元気ですか？

誠

………あぁ、あの時の、……まぁ元気だよ

女の子

良かった〜
あの、お礼言っといてください
ありがとうって

誠

分かった、

フブキ

あーあ、ウロウロするのも、ひと苦労だ…

誠

は？フブキ何してんの？
病室戻れ

フブキ

お！誠だwえーやだよまだ一階しか回ってない

誠

そんな怪我で歩き回るな

フブキ

チェッ
この、心配性が

誠

ん？

フブキ

あーはいはい、戻れば、いいんでしょ戻れば、

フブキ

もぉ、もうちょっと、回りたかったのに

誠

そんな事言わない。悪化したら、どうすんだ

フブキ

む💢

天頭先生

失礼するよ、フブキ君、誠君いる？
あ、居たフブキ君の事で話があります

誠

え、はい今行きます

フブキ

？（気になる、ついてこ）

別室にて

誠

あの、話って？

天頭先生

単刀直入に言うとフブキ君、少なくとも後数年で死んでしまう

誠

え…

天頭先生

今朝、体温測ったことは知ってるよね?

誠

はい

天頭先生

フブキ君の体温、35.4だった、何度も測ってきたが、この数値は、初めてだ…フブキ君の体は、日に日に死んでいってる…

誠

そんな(´ . .̫ . `)

フブキ

……（付いてきたは、良いものの、俺にとって最悪な事実をきいてしまった）

フブキ

（……俺、死ぬのか…………

フブキ

（二十歳までは、生きたい……生きたい生きたい生きたい…うぅ）

フブキ

うぅ生きたい生きたい死にたくないようぅひっくあー生きたい生きたい（小声

ガタン、すいません。よばれたので…（天先

フブキ

…（バレる……確か、この近くに俺専用の部屋があったきが、

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