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しあ様の久しぶりのイラスト最高でございます!!! 久しぶりの投稿美味しいですね(?) しあ様は、"男として育てられた"という事ですか、、、 ハワッ、指輪の落ちてる先にしあ様がおらっしゃるんですかね?? にしても、スラム街凄いですね、朝からヤってるなんて、() 花言葉とかも使われて居て素敵です! 投稿されてすごく経ってる中のコメント失礼します!
何か文面から頭いいんだなって改めて実感しました。途中で絵出てきて上手すぎてビビりました👀 てか色々な方のコメント見て私も調べたかったから調べに行ったら本当に切ないけど美しすぎて😢💓全ての文字に対して色々な思いが詰められていて、プラス今時のジェンダーの事を描いていて本当に深いなと思いました🤔 しあさんの作品ってジャンルが少しづつ入ってて読みやすいし、すごく引き釣りこまれちゃいます‼️
初コメ失礼します…今までビビってコメ控えてました… 花言葉も調べる機会が無かったので良い機会になりました! 絵も上手すぎてビビりました、、色塗りとか細部までこだわってて凄って驚きです 最後の♡の意味もなんか意味があるんだろうなって思って調べてみたら夢見る乙女とか花を咲かせる等の言葉が出て来てストーリーにも繋げられてて工夫の嵐!って感激してました。。 長文コメ失礼しました。。
別に今死んでもいい
なら
しあ.
もう。力なんて入れなくても
いいっすよね。もう
めんどくさい
しあ.
しあ.
しあ.
しあ.
薔薇。昔誰かに言われたような気がする
でも
よく覚えてないや
確かに俺は
性別どっちだったっすかね。
20××年
『スラム街』で俺は生まれた
物心ついた時から
耳に入る声は甘くて
(ガチャッ、ガシャ、ガシャンッ
(ザッザッ、
(ザッザッザッ、
だからてめぇ″が稼いだらいいって話だろうがッッ″!
あんたが稼ぎなさいよッッ″!!!
スラム街は
金を奪う奴
金を払って交尾をしてる奴
人の食べ物を奪う奴
いつも喧嘩をしてる奴
そんな奴だけがいる所
そんなところに住んでいる俺ができることは
眠ることか、スラム街を歩くことだけ。
お母さんはゆったりと話すような人だった。
眠っているような感化に近い話し方。
男にだってできることがあるはず。
そう思う度に『俺もやった方が』と言おうとする。
でもお母さんは、
『貴方は男なんだからできるわけないでしょ?』
いつもそう言った。
俺の人生は
退屈に満ちて、薄暗い、
眠っているような感覚だった。
この先何があるかなんかわからない夢の中みたいに。
でも、自分のことを誰かにやってもらうとか、決めてもらうだけでよかった。
何にも考えないで生きれて
楽だったから。
俺が12歳になったころ、
自分の体が変わっていっていることに気づいた。
なんとなく、違和感を感じていた
男なはずなのに、体つきは女のお母さんに似てきて
月に一度に走るお腹に激痛。
明らかに自分の体は変わっている
俺は本当に
男?
そうだ。あ母さんがそういうなら。女な訳ない。きっと
そう
お母さんが決めたなら。
〜〜〜〜〜ッ″♡
〜〜〜〜ッ″!
ああ、お母さんに外に行くこと言わなきゃ
なあお前の娘どうなんだ?
勿論成長したらヤらせてくれんだろ?
娘じゃないって言ってるでしょ
いやいやそれはきついだろw
体つきが女だ
私の子供は息子よ
へいへいwわーたわーたw
俺は、女。男?。
でもお母さんが決めてくれたのは、男。
俺は男のはずだった。
でも実際は女だった。
お母さんは言った。
女はいらないと
男の方が稼げるからと
物心つく前から『男』と嘘をついてきた。
でも俺は女だった。
お母さんはでも
中世的な顔立ちだったから
俺を捨てなかった。
不思議だった。
お母さんの喋り方はいつもと違って
怒鳴り声のようなものだったのに。
俺は
眠っているような感覚だった。
その日から2年
暴力、罵倒を浴びせられる毎日
死ね
自殺しろ
そんなんじゃなくて、
ただただ、自分の恨みつらみを
罵倒と共に殴られる。
体は切り傷や痣だらけのはずなのに、
でも、痛みも悲しみもそんなものはなかった。
夢見たいなこの現状
これは夢で言うきっと『悪夢』と言うやつ。
この悪夢を、俺は一体あと何年見続けるのだろう。
この悪夢から、いつ覚めるんだろう。
誰かに覚ましてほしかった。
この夢から、この悪夢から覚ましてほしかった。
覚ましてくれるなら
『 ″誰でもよかった″。 』
そんな思いで日々を送っていた14歳の夏の時
知らない黒い服を着た男性が2人きた
今日は、はずれか。
その時気づいた
俺は売られた。
でも
やっと悪夢から覚められるんだと思った。
じゃぱぱ
シヴァ
じゃぱぱ
売られた
嬉しくも悲しくも無い
分からない
何をされても、めんどくさく無いなら
あの悪夢を見なくてもいいなら、
なんでもいいや
じゃぱぱ
じゃぱぱ
名前
覚えていない
分からない
時に、雨、
しあ.
じゃぱぱ
じゃぱぱ
じゃぱぱ
しあ.
じゃぱぱ
しあ.
じゃぱぱ
しあ.
じゃぱぱ
じゃぱぱ
シヴァ
じゃぱぱ
(バタンッ
シヴァ
シヴァ
シヴァ
シヴァ
しあ.
シヴァ
しあ.
シヴァ
シヴァ
しあ.
シヴァ
シヴァ
シヴァ
しあ.
数十ヶ月
シヴァさんから色々指導されて
このスパイ組織の中ではもうトップクラスになっていた。
前の生活なんかよりは楽になった。
でも
まだ俺は、眠っているような感覚だった。
それから1年
シヴァさんと出会った日
そして、俺の誕生日
誕生日だから好きな睡眠をたくさんしようと思ったっすのに
シヴァさんに連れ出されて組織の裏にある花園に来た
しあ.
シヴァ
しあ.
しあ.
シヴァ
シヴァ
しあ.
シヴァ
しあ.
シヴァ
シヴァ
しあ.
しあ.
シヴァ
しあ.
シヴァ
シヴァ
しあ.
シヴァ
シヴァ
しあ.
しあ.
シヴァ
シヴァ
しあ.
シヴァ
しあ.
しあ.
シヴァ
シヴァ
シヴァ
シヴァ
シヴァ
シヴァ
しあ.
シヴァ
しあ.
しあ.
シヴァ
しあ.
ああ、そうだ俺は女
そういえばずっと、
シヴァさんが隣にいてくれてた
怒りながらも隣にいてくれた
寝させてくれたし
美味しいご飯も作ってくれた
感じたことなかったものが、感じられた
青薔薇
どこが似ているのか分からない
でも
今年も
もう一度
シヴァさんは
青薔薇をくれるのかな?
そういえば去年
来年は2本やるって言ってたっけ
しあ.
あれ、なんでだろ。
なんだか苦しい。
さっきまで生きるも、死ぬも、どうでもよかった
もし、今ここで死んだら?。
俺は、シヴァさんの側では死ねない
『一緒にいてやるよ』
そう言ってくれたのに
俺は今、ここで死んだら。
最後にみたシヴァさんの顔が
あの焦った顔なんて、嫌。
泣き顔じゃなくて、絶望した顔でもなくて
シヴァさん達の笑顔を見てから死にたい。
まだ、今は
″死にたくない″
俺、
死んじゃダメだ。
(グッッ″
たんさん。
時間的に
もしかしたら、しあさんは生きてるかもしれない
あの人が僕がくる間で殺すなんて不可能
怒りで頭が回ってなかった
なら、今僕は全力でしあさんを探さないと、
この組織がやばい
何か、手がかりは、ないの、?
あお、ばら、?
たんさん。
たんさん。
確か僕が
シヴァさんに歯向かうために買った青薔薇がついた指輪
しあさんはいつも肌に離さずつけてくれてた、
からくりハウスで最初、落ちる時に指輪が指から落ちた
どこかに落ちている
どこかに必ず
絶対、合流するよしあさん
僕がシヴァさんと、ゆうきさんの代わりになるから
待ってて
しあさん
(グサッッ
(ドダッ
もふ
もふ
もふ
なんとなく、気配でわかる
きっと近くにいるはず
(カツンッ、カツーンッ
どぬくさんが最後いたのは最上階
おそらくここはカラクリのような仕掛けが山ほどある
あの位置から下がるとしたら、2回から最上階まで
(カツカツカツカツッ
もふ
もふ
意味わかんねえよどんだけでっけえんだよ!!?
俺はあの脳筋のじゃっぴとかじゃないんだけど!?
まじでふざk
大切な人がいるのッッ″!
もふ
もふ
今、上から声が聞こえた
なら、上に上がれば、
なら走るしか____
もふ
(カンッ、カンッカンッ、
もふ
もふ
もふ
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