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富永 歩叶
富永 歩叶
富永 歩叶
夜遅くなって、さっきベットに入って体を温めていたのに。
なんで私の目の前には海が広がっているのか。
頭がイかれたのか?それともこの世がイかれた?
それとも私、死んだ?
???
???
富永 歩叶
別に不眠症でもないし。
しかもこの人誰。しかもここどこ。
富永 歩叶
富永 歩叶
富永 歩叶
???
???
中低音の美しい声が響く。
私より少し高めな身長だろうか。(ちなみに私は164cm)
結構でっかい方だとは思う。
マント…みたいなの羽織っていたけど…
フードを被っていて、顔よく見えなかったが、声からして明らかに男。
あまり年はとっていなさそうだった。
というか、知らない場所で知らない人に話しかけられてもパニックにならない自分がすごいと思う。
昔から歩叶は感性がない、黙ってるから雰囲気が怖いとか言われていたけど。
私本当に感性失ったのかな。心当たりはないけど。
???
起きてください?
さっきと似た臭い、いや、同じ人か?
富永 歩叶
いきなり白い光が私を照らす。
上にライトがあるらしい。
周りを見てみると…
富永 歩叶
相沢 凛
相沢 凛
そこには同じ事務所の同期、相沢凛本人の姿があった。
そしてあちらこちらからパニックになっている女の声が聞こえてくる。
???
津田 妃乃
津田 妃乃
これも同期の津田妃乃だ。
大財閥の社長令嬢らしいが…
そんなのがこんな職に就いていいのだろうか。
???
???
津田 妃乃
???
津田 妃乃
???
津田 妃乃
津田 妃乃
津田 妃乃
津田 妃乃
???
???
津田 妃乃
グチャッ!
…バサッ!
…え?
今、血を…
血…吐いた…よ…
血吐いたよ…ね…
そ…して…倒…れた…
彼女の後ろ髪が美しく乱れ床に崩れる。
それをきれいと思える余裕は、今の私にはなかった。
辺りから悲鳴がキーキー聞こえてくる。
けど、今の私には声を出す気力もなかった。
怖かった。とても。
???
???
???
???
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