ドッ!!
2人の蹴りがぶつかり合い、 暗い廊下に鈍い音を響かせる。
鏡マイキー
鏡マイキー
マイキー
「期待はずれ」
そんな顔をする彼に対し、 マイキーはそう言い、足を振り上げた。
鏡マイキー
ドォンッ!!
マイキー
鏡マイキー
鏡マイキーは軽々と蹴りを避けると、 マイキーの顔面目掛けて蹴りを入れる。
まともに食らったマイキーは、 床に叩きつけられ廊下を転がった。
鏡三途
マイキー
助けに行こうとする鏡三途に、 マイキーはそう叫び静止させた。
痛む身体を起こしながら彼は話す。
マイキー
マイキー
鏡鶴蝶
マイキー
マイキー
マイキー
鏡三途
マイキー
鏡マイキー
鏡マイキー
マイキー
鏡マイキー
マイキー
マイキー
マイキー
鏡マイキー
マイキー
鏡マイキー
マイキー
鏡マイキーの言葉に、 思わず困惑の声を漏らした。
しかしそんなマイキーを 気にすることなく、彼は話し続ける。
鏡マイキー
鏡マイキー
鏡マイキー
鏡マイキー
鏡マイキー
マイキー
鏡マイキー
マイキー
イザナ
イザナ
イザナ
記憶がフラッシュバックした。 同時に止めどない怒りが込み上がる。
マイキー
マイキー
マイキー
マイキーは怒りを露わにして叫ぶと、 鏡マイキーに向かって行った。
鏡マイキー
鏡マイキー
鏡マイキー
自分に向かってくるマイキーに、 彼は半ば呆れた様子だった。
軽くため息をつくと、 鏡マイキーは足を振りかざす。
ドッ!!
マイキー
鏡マイキーの蹴りが、 マイキーの側頭部に直撃した。
それと同時に鈍い音が響き、 マイキーの体が徐々に落ちていく。
鏡三途
鏡鶴蝶
マイキー
鏡マイキー
ドゴッ!!
蹴りが直撃したはずのマイキー。 しかし次の瞬間、彼の拳が鏡マイキーの顔面に入った。
完全に隙をつかれ防御ができず、 鏡マイキーは大きく後ろへよろけた。
マイキー
マイキー
マイキー
鏡マイキー
そう言って鏡マイキーを見下ろす。 彼から向けられるのは、殺意の籠った視線のみ。
マイキー
マイキー
マイキー
鏡マイキー
そう言って鼻血を拭う。 そんな彼の額には青筋を浮かんでいた。
隙を突かれ、イラついているのか 大きく見開かれた目が充血していた。
鏡マイキー
鏡マイキー
ドッ!!
途端、強烈な蹴りが マイキーに向けられる。
しかしギリギリ反応が間に合い、 マイキーは腕で蹴りを防いだ。
鏡マイキー
マイキー
マイキー
鏡マイキー
ドッ!!
ズドンッ!!
鏡マイキー
マイキーの振り上げた蹴りが顎に直撃し、 続けて側頭部に蹴りが入り、鏡マイキーは床に叩きつけられた。
鏡鶴蝶
鏡三途
鏡鶴蝶
鏡三途
鏡三途
鏡三途
鏡三途
鏡三途
目の前の光景に息を飲みながら、 彼は真剣な面持ちで言葉を並べていく。
鏡マイキー
鏡マイキー
鏡マイキー
鏡マイキー
鏡マイキー
鏡マイキー
負ける…?
誰が?俺が? こんな奴に?
有り得ねぇ、そんなの…
負けたくねぇ…負けちゃいけねぇ…
ここで負けたら、俺は…
鏡マイキー
鏡夢
鏡マイキー
鏡夢
鏡マイキー
鏡夢
鏡夢
鏡マイキー
鏡マイキー
鏡マイキー
鏡夢
鏡竜胆
鏡マイキー
鏡ココ
鏡夢
鏡夢
鏡マイキー
鏡夢
鏡マイキー
鏡夢
鏡マイキー
鏡三途
鏡夢
鏡マイキー
鏡夢
鏡マイキー
鏡夢
鏡蘭
二人
今でも鮮明に覚えている
大切な人との大切な思い出
どれもくだらないけど、 俺にとっては忘れられない思い出
でも俺の思い出にいる夢は もうどこにもいない
また会えるのなら あの日常を取り戻せるのなら
俺は何でもする どんなことでも耐えられる
例え、信頼していた部下に 裏切られたとしても
例え、自分の分身と 争うことになってしまっても
例え、夢と同じ存在の少女を 傷つけることになってしまっても
これが全て正しいことなんだ
そう思っていたのに…
こいつの言葉に、 心を揺さぶられている自分がいる
こいつの訴えに、 感化されている自分がいる
こいつの覚悟に、 押されている自分がいる
そしてそれに気がついて、 全てを悔やんでいる自分がいる
鏡マイキー
マイキー
鏡マイキーの突然の言葉を聞き、 マイキーは動きを止めた
彼が振り上げていた足を下ろすと、 鏡マイキーは話を続けた。
鏡マイキー
鏡マイキー
鏡マイキー
鏡マイキー
鏡マイキー
鏡マイキー
鏡マイキー
鏡マイキー
ひとり自責の念に駆られていた彼は、 そう言い涙を流し始めた。
マイキー
鏡マイキー
鏡マイキー
鏡マイキー
鏡マイキー
マイキー
マイキー
鏡マイキー
マイキーの言葉に思わず困惑する。 下を向いていた顔を上げると、そこにはやはり瓜二つの顔がある。
マイキー
マイキー
マイキー
マイキー
鏡マイキー
マイキー
鏡マイキー
マイキー
マイキー
マイキー
マイキー
そう言って鏡マイキーの胸ぐらを掴む。 いつの間にか涙は止まり、潤んだ瞳に彼の真剣な顔が反射する。
鏡マイキー
To Be Continued…
コメント
41件
初コメ失礼します!🙇🏻♀️ 小説の書き方とかが好みすぎて 最高すぎます!!😭 無理せず自分のペースで投稿 頑張ってください!!🔥 続き楽しみに待ってます!!
お久しぶりです!!澪さんの投稿楽しみにしていました✨ 夢ちゃんと鏡夢ちゃん、中身も見た目も同じように見えて、同じ世界で過ごしていた皆から見たら全く違うものなんでしょうね…🤔💭 今の所、夢ちゃん助かりそうで安心しています!でも、3回目の記憶喪失…薬の大量摂取で一時的なものだとしても、不安が募ります。無事でいて欲しい…!!
澪さんお久しぶりです!投稿とても嬉しいです! マイキーと鏡マイキー、どっちも夢ちゃんを想っての行動だと思うと本当に辛すぎる…! 夢ちゃん助かるフラグ立ってる感じるするけど、どうなんだろう… 続きが楽しみすぎる!