※百合注意
※ヤンデレ要素多め
さき
…
私はめいから貰ったあやのちゃんについての資料に目を通す
さき
(精神状態はやや不安定…それならまだ手紙を渡す時ではないな)
さき
(それにしてもこの資料凄いな)
そこにはりこや私さえも分からなかった細かい情報、考察がまとめられていた
めいが敵じゃなくて良かった
私は心底そう思う
さき
(もし、めいがあのまま私を調査していたら何かしらの証拠が見つかっていたかも知れない…)
めいの才能は私の中で飼い殺さないと
永遠に
さき
(うん、いい感じだな)
私は裏倉庫の下見をする
表にある倉庫と違ってここは人が誰も来ない
しかも沢山の段ボールがおいてある
さき
(この段ボール…大きいし隠せそうだな)
私は棚の一番奥の隙間に睡眠薬の入った注射器を隠した
さき
(もうすぐであやのちゃんが手に入る…♡♡)
さき
♡〜
私は高揚した
もうこれで邪魔するものは何も無い
私の願いは叶う
さき
あやのちゃん…♡
はずだった
さき
〜♪
男教師
さきさんちょっといいかな
さき
…?
私の中でいろいろな考えが渦巻く
もしかしてバレた?
いやそんなことあるはずない
何か心当たりは?
分からない分からない
男教師
さきさん?
さき
…何ですか?
動揺がバレないように私は落ち着いて答える
男教師
貴方が裏倉庫に出入りしてる所を見かけてね…
さき
あぁ、それは…
私が弁解しようとした瞬間だった
男教師
注射器らしきものを持ってね
さき
!
さき
(見られていた…?)
さき
(まずい…まずい)
さき
(とにかく弁解しないと…)
さき
えっと…注射器?何のことですか…?
男教師
…とりあえず裏倉庫まで一緒に来てくれるかな
さき
…
私は裏倉庫の情景思い出す
人1人が隠れられるくらいの大きな段ボール
そして沢山の金属バット
さき
(やるしかない)
私は呼吸を整えた
無駄なことは一切考えずひたすら強く誓った
必ず殺すと