さよならロンリネス

日本は中国に怯えていて答える気にならない

ヒタッ

冷たい手が日本の頬に手を置かれる

中国は日本から手を離し、ベッドに腰掛けた

一階に降りた中国はソファに腰掛ける

あの怯え顔…確実に我を嫌ってた顔アル…

我のものにするには 一体どうすればいいんだ…？

今日はバーの休業日。なんだかお出かけしたい気分ですね

ｶﾗﾗﾝ…

どこを見ても店ばかり 日本は目をキラキラさせて見回る

イギリスが持っていた荷物を日本は両手に担ぐ

イギリスはその場で口を抑え、頬が赤くなる

服屋見て行っていいですか？

あれ？マスター？

後ろを見るといたのは

ドギマギしてる2人にイギリスはよくわからない様子

思わずドイツの口角が上がる

3人はフィッティングルームに移動した

彼が来てきたのは灰色の薄いジャケット

そして紺色のジーンズ

普段から着てきていたスーツから感じる 謙虚さから一転

彼から感じるのは都会の若者の爽やかさだった

予想外のギャップに2人は絶句する

2人の言葉を受け取った日本は陽気にレジへと向かい、購入した

あの後日本の我儘により、数店舗付き合わされた2人

ﾌﾟﾙﾙﾙﾙﾙﾙﾙ…

イギリスはダッシュで帰って行った

日は沈みはじめようとしていた

俺としたことが…財布を店内に忘れてしまった。インフォメーションセンターにあるかな…

うーん…どれにしましょう…

そこにいたのは俺と同じ、夕食を求めている者が1人

いや、これはチャンスだ