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紅葉の咲く木ばかりだから

好奇心旺盛な彼に 付き纏われる

この時期は段々と 寒くなる時期

まぁ他の季節よりも 気温が安定してる為。

今回は仕方なく付き添った

辺りは美しながらも 朽ちて落ちる紅葉だらけ

奇麗な紅葉達は

踏み躙られ不潔な者へと 変わり行き嫌われる

まぁそれが世の中の基準

考えたって意味無いし

今は目の前の事に心がけよう

______________________

ゆっくりと赤と橙の紅葉を 観光し俺より先を歩く

「らだおくん、転ばないようにね。」

「俺の事子供だと思ってる?」

「まぁ、多少は」

「多少を付けたことによって保険になると思うなよ」

「別に思ってないけど自意識過剰ですか?」

「うわムカつくわ」

______________________

約1ヶ月の間にしか 咲かないこの木の花

日常茶判事なことだけど 一応珍しいものではありそう

「…それにしても」

「結構綺麗に咲いたよねぇ」

「…そーだね、らだおくん。」

自然や人に興味は無い

それだけ。

人に興味なんて湧くわけがない

信頼を得られたのは らだおくんにだけ

優しさで包めてくれてありがとう

ねぇ

らだおくん

俺も紅葉みたいに紅くなれば

興味を示してくれるかな?

俺は

らだおくんを見たいんだよ

ほら

理性を衰したお前を魅せて

らっだぁ運営 短編&長編集2 日常組、我々だ リクおk

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