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彼岸花
～トウヤの部屋～
Aoi
Touya
Loki
Touya
Touya
俺の昔は元気いっぱいの明るかった
よく友達とも遊んでいた
そんときに一番仲良かったゆうとだった
ゆうとは俺と正反対で暗めで静かな子だった
悠斗
Touya
悠斗
いつもの場所で遊んで,夜遅くまで
ずっと遊ぶ仲だったけどね
そんな幸せをすぐに壊れて
次の日だった
普通ゆうとと仲良く遊んでいた
しかしね,木の影はいる人に気付けなかった,そうしてゆうとが
悠斗
Touya
悠斗
悪い奴
悠斗
Touya
木の影から出てきた人物にゆうとは
殺されてしまった
大切な友達を失った
俺が唖然としてると
さらに影から複数の人が出てきて
悪い奴2
ﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞ
悠斗
Touya
悠斗
俺は大切な友達を見捨てたくなかった
けど大切な友達の願いだから
その場から逃げた
悪い奴2
悪い奴2
悪い奴
悪い奴3
Touya
Touya
俺は油断していた
そして何者かに手を捕まれた
悪い奴
Touya
悪い奴2
Touya
俺はそのまま意識を失った
そして目覚めたときには牢獄の中にいた
Touya
ｼﾞｬﾗｼﾞｬﾗ
手足は鎖で繋がっていた
逃げようとしても鎖が邪魔で逃げれなかった,
どうしようもなかった
ｶﾂｶﾂｶﾂｶﾂ
悪い奴
Touya
悪い奴
こいつらはそう言った
けど俺は別の意味があるのではと
じゃなきゃ俺を捕まえない
問い詰めをしようと思ったが
言えなかった
何か言えば何かされるんじゃないかと
悪い奴
Touya
悪い奴
悪い奴
Touya
悪い奴
ｶﾂｶﾂｶﾂｶﾂ
俺は大人しく売られる日を待っていた
Loki
Touya
Aoi
Touya
Touya
Aoi
Touya
五年後
俺は感情もなかった
何もかもどうでも良かった
そして俺が売られる日になって
その時だった
悪い奴
祐希奈
そんときに来たのが俺の母親だった
その時に近くに居たのが
今のシャークんだった
シャークん(幼少期)
祐希奈
悪い奴
Touya
祐希奈
今更そう言った
俺こう思った
お母様は俺の弟を産んだ為にこれなかった
祐希奈
悪い奴
ｶﾞﾁｬｶﾞﾁｬ
悪い奴
俺はわからなかった
何故捕まるのか
売られる為かと思った
けどお母様が来て俺を捕まえた奴は
大人しく従っていた
それが何故そうなったのか
わからなかった
俺はずっと孤独だったのに
独りで居たのに
親なんていないと思ってたのに
俺は誰も愛されず生きていた
どうでといいや
何もかも考えなくていいや
祐希奈
シャークん(幼少期)
祐希奈
Touya
祐希奈
お母様の目から何滴かの涙が見えた
俺はどう接すれば良いのか
わからなかった
ただお母様の涙を見ていた
弟のシャークんはお母様に優しく
お母様の背を擦っていた
祐希奈
シャークん(幼少期)
Touya
そして歩いてるうちに大きな城が見えた
祐希奈
なんて凄いことを言われた
俺は知らなかった
自分が元々ここに住んでいたなんて
あり得なかった
シャークん(幼少期)
Touya
中に入ると,広くて眩しくて
俺は思わず
Touya
と思わず口から零れた
俺にはそぐわない位綺麗だった
俺には"本当"の家なんかないと思っていた。ずっとあのボロ屋だったから
祐希奈
俺の声が聞こえたのかわからないが
そう言った
そして今の生活となった
あの時になってお母様が来たのか分からない,俺が育てた"あの親"誰？
Touya
Loki
Aoi
Touya
Loki
Touya
Loki
Aoi
Touya
Loki
Touya
Aoi
Loki
Touya
Aoi
Touya
彼岸花
Nakamu
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