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ー6日目ー

奏太

由乃!動きがあったってホント!?

由乃

ホントだよ、暗号の入力を確認した。

由乃

これでエレベーターのシステムを介して中に入り込めるは──

由乃

由乃

は…?

スライド

ど、どうしたの?

由乃

エレベーターのセキュリティに…壁がある…

奏太

えと…つまりどういうこと?

ラト

つまり、邪魔されてて入れないってことだよね〜…ふわふわ〜…

由乃

そう、そういうこと

奏太

え…じゃあ友花は…?

由乃

大丈夫、私達で助けるから。

ラト

そうだよ〜

由乃

とりあえずは壁を壊す

スライド

どうやって壊すの?

るうふ

僕達も手伝うから、地道にやっていくしかないと思う──

由乃は、ほぼ徹夜でセキュリティの壁と戦っていた。

そして7日目。

由乃

やった、壁を抜けた…

奏太

マジ!?

るうふ

いや、まだ安心は出来ないよね。

ラト

そうだね〜これから何があるか分からないもの〜ふわふわ〜

スライド

次は?!

由乃

みんなに作ってもらったこのウイルスをシステムに埋め込む。

奏太

え!?俺たちウイルス作ってたの!?

るうふ

相変わらず由乃ちゃんすごいや。

ラト

そうだね〜、私達指示通りに作ってただけだもんね〜、ふわふわ〜

スライド

もはやこれは手伝いと言えるのか。

由乃

ううん、でも私はそのおかげで自分の作業に集中できた。
だから、ありがとう。

るうふ

話は後。

るうふ

今はウイルスを埋め込まないと。

由乃

あっ大丈夫、もう終わった。

由乃

とりあえず、向こうの監視カメラを見れるようになったよ。

るうふ

早っ!?

幽乃

ふふふ、相変わらず由乃は仕事が早いなぁ…

幽乃

そう思わない?咲希、蒼。

僕も思うよ。

咲希

でもさ、本当にこれってやっててもいいのかな?

幽乃

ふふっ、前例はある。大丈夫。

幽乃

兄さんだって、警察には捕まってないんだから。

幽乃

大丈夫、僕達だって上手くやれる。

……

幽乃君、いや、王様。

こんな話を知ってるかい?

とある生徒がこの学校にあると言われる呪いの本を見たとき、生徒は悪魔と化した。

悪魔は自分を王様だと名乗った。

そして、呪いは連鎖する。

咲希

蒼、それって……

咲希、そういうことだ。

幽乃

フフッ、つまり君は僕が呪いの本を読んだと言いたいわけか。

読んだとは一言も言っていない。

聞いた話によると、呪いの本は表紙を見た時に呪いが発動する。

幽乃

それじゃ、おかしいよね。

幽乃

表紙を見た時に呪いが発動するのなら、王様はたくさんいるはずだ。

幽乃

でも、今ここに、王様は僕しかいない……

幽乃

つまり、呪いの本なんてものは存在しないということだ。

まぁ、最後まで話を聞いてよ。

僕の知ってる呪いの本は、呪う相手を決めている。

咲希

……

つまり、君は、呪いの本に選ばれたということだ。

幽乃

ふふっ、面白いことを言うね。

幽乃

まさか、僕の兄も呪いの本に選ばれたというのかい?

信じなくても結構。

この話が事実だとして、変わるものは何もないからね。

幽乃

そうかい。

咲希

……

咲希

(嫌な…予感がする)

咲希

(呪いの本は、新たなターゲットを決めているような…)

このゲームがまた続くような──

澪彩

はい、今回は王様からのあとがきは無しです

澪彩

それでは今回はStory-6の考察ですね。

澪彩

最初に、るいのが悠穂の顔を覗き込む描写がありました。
これについては事実しか分からず、考察できることはなさそうです。

澪彩

今回も、挨拶するシーンでらみに空白がありました。
今回のことでふたつのパターンが考えられます。
①らみが黒い場合。
②ネタとして使っている場合。
こう来ると個人的にはわからなくなります。

澪彩

新聞部室で情報を探すシーンで、らみが『でもパスワードなんて見つかるかなぁ』といった発言をしています。
これは、ここにないことがわかっているのか、単なる疑問かが挙げられますが、個人的には、ないことがわかっている黒幕なのなら、無駄な時間を費やさせると思いますし、探してなかったのなら、ここにはなかったよ、と言うと思うので、単なる疑問だと思われます。

澪彩

悠穂が見つけたメモには、『パスワードは最後の命令で明らかになる』とありました。
つまりは、最後の命令に関係するということになりますね。
こちらは今後次第となりそうです。

澪彩

らみの命令で、王様は『例の暗号』と言う言葉を使いました。
これは、らみたちが言っていた通り、監視カメラで見ていたから知っている、と考察することが出来そうです。

澪彩

萌恵が悠穂にキスを迫りました。
この後の描写で命令だ、と言っていますが、その前には命令ではない、と言っていたので、どちらかはわかりません。
ただ、王様が言った通り、萌恵は悠穂に好意を抱いているので、命令を利用したことは確実でありそうです。

澪彩

未花が悠穂にハンカチを取ってもらうよう頼んだ描写がありました。
この後の文で、未花はハンカチを放り投げて遊んでいたらしいです。
謎ですが、個人的にはただのお気楽さんと取れます。
これは今後次第になりそうです。

澪彩

王様は『物語は最終章に近づいている。』と言いました。
つまり、王様ゲームが終わることを示しています。
ただ、現在の生存者は16人です。
これは、パスワードを教えて出すことを意味するのか、この後畳み掛けるように人を殺すかの2択だと思います。

澪彩

あとはメモを整理していってみましょうか。

◯玄関にはパスワード付きシャッター 《パスワードがないと出られない》  ・パスワードとは? ⇒最後の命令で関係する ⇒⇒今後次第 ◯黒幕は王様含めて3人 《王様は幽乃(新聞部)。黒幕は咲希、蒼の可能性が高い。》 ◯幽乃は何らかの事情で兄:颯天と同じ、王様ゲームを行っている。  ・事情とは? ⇒⇒今後次第 ◯地下が存在する。 《暗号よりB1B2とあり、過去の校内新聞より地下は存在している。職員資料室にある暗号で非常階段が開く。この暗号は、新聞部である王様がゲームのために見つかりやすくしたと思われる。もともと地下はシェルターとして保存されているため、地下1階や、地下2階は、空き部屋、生活必需の部屋が多い。王様ゲームに直接の関連性はないと見られるが、今後の命令で使われる可能性あり。寝室などに関しては、生活拠点変更がされる可能性もあり。ただしコンピュータ室もあり、そこには監視カメラがあった。黒幕はここから常に参加者の動向をチェックしていたと思われる》 ・どうしてコンピュータ室があるのか。 ⇒・黒幕が王様ゲームのために改造した?  ・何らかの事情で元々あったコンピュータ室を黒幕が使っている? ⇒⇒今後次第 ◯優奈のケータイに助けなのか罠なのか分からない文章と暗号が届いた。 《由乃が送ったもので、命令0は適用されないため、助けになるはず。》 ⇒どんな手段で助けになる? ⇒どうして適用されない?  ⇒由乃は黒幕?弄ばれてる? ⇒⇒今後次第 ◯らみは非常階段の場所を知っていた。 《避難経路を見たのは入学時。悠穂の『中3よ?』という発言から、現在中3である。よって、少なくとも2年は経っていることが分かる》  ・覚えているものなのか? ⇒・王様ゲームに関わる何らかの事情で覚えていたのか  ・ただの変人なのか ⇒⇒今後次第 ◯茂累は塩素の説明を受けていたはずなのに死体置き場へ。 《そもそも知らなかった》 ⇒Story-1より、茂累と同じ部屋の人物は蒼。  ・蒼が故意で伝えなかった?  ・蒼は伝え忘れた? ⇒メタ推理で黒幕っぽい。 ⇒⇒今後次第 ◯理望が美里をガス殺。 《気付かないうちに死亡する物質。》 ⇒何の物質? ◯るいのは、悠穂と一緒の部屋にすることを提案。 《優樹のことを信用出来ない。》 ⇒優樹が怪しい?悠穂が信用出来る? ⇒⇒今後次第 ◯らみが挨拶する前の沈黙。 ⇒黒い?ネタ? ⇒⇒今後次第 ◯菜乃羽は哲太が嫌い。 ⇒何故? ⇒⇒今後次第 ◯らみは、殺さなくても良かった人を殺そうとしていた。 ⇒誰? ⇒⇒今後次第 ◯るいのが悠穂の顔を覗き込んだ。 ⇒何故? ⇒⇒今後次第 ◯萌恵が悠穂にキスを迫った。 ⇒好きだから。 ⇒命令?違う? ⇒⇒今後次第 ◯未花→ハンカチを放り投げて遊んでた。 ⇒何故? ⇒⇒今後次第 ◯王様『物語は最終章に近づいている』 ⇒人が沢山死んで終わり?パスワード解放で終わり? ⇒⇒今後次第 ☆甘太の死亡時、首切断の描写があったところから、黒幕による他殺であると考えられる。 ☆終業式の日に睡眠ガスで眠らされ、記憶を消された。 ☆名簿より王様以外の不参加は5人。 ⇒新聞部の由乃を中心に不参加の5人で、中の人を助けて見て欲しいという、王様の遊び心。 ☆るいのはStory-5時点でらみを信頼している。 ☆らみ『でも見つかるかなぁ?』 ⇒単純な疑問。 ☆王様『例の暗号』 ⇒監視カメラで知った。

澪彩

では、乙れい

王様ゲーム《布》~歯車は狂いだす~

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コメント

4

ユーザー

なんかもう色々わっかんねぇ(

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