こんにちは
台風がそれて一安心?雨色です
最近はコメント欄にコメントを書いてくれる人が多くて嬉しいです
いつも楽しみに読ませてもらってます
しかし、それとは裏腹に
ハートが少ない......
だんだんと落ちてきてる( ´ A ` 。 )
皆様、ハートをたくさん押してくださると雨色の投稿スピードが上がります
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ではでは本編どうぞ~
PS.文才無いくせに話も短くてすみません(いつもより短め)
弦月
私は眠たげな体を持ち上げ、重い瞼を擦る
今、何時なんだろう
弦月
隣を見ると、一緒に寝たはずのころん兄とるぅと兄、莉犬兄の姿が見当たらなかった
弦月
私は頭に疑問を抱えたまま手元にあったはずの携帯を手に取り、画面を見る
そこには7:00と示されていた
弦月
私は急いで起き上がり、リビングへと向かう
ガチャ
ななもり
そこにはダイニングの机に座ったななもり兄がいた
弦月
弦月
私がそう言いながらななもり兄の向かいの席に座る
ななもり
ななもり兄は頬を掻きながら苦笑する
その言動がなんだかジェル兄と似ていて、私も口元が緩んでいくのがわかった
やっぱり、ななもり兄といると安心する
弦月
私は起きてからずっと思っていたことをななもり兄に問いかける
私とななもり兄が話している間、誰も見かけなければ音もたたなかった
弦月
ななもり
そう言ってななもり兄が目を向ける方向を見ると、1階の奥に1つの部屋があった
弦月
私がまじまじと眺めていると、その部屋の扉があき、中からみんなが出てくる
さとみ
ジェル
るぅと
ぞろぞろとリビングへ入ってくるみんなにななもり兄が話しかける
ななもり
莉犬
ころん
私が状況を理解できずにほうけていると、ころん兄が私の方を見て首を傾げる
ころん
弦月
私はほとんど手放していた意識を引っ張り戻し、たどたどしくもころん兄に言葉を返す
ころん
弦月
弦月
弦月
私が言葉につまりながら答えると、ころん兄は「あー」と言いながら納得したように手を叩く
ころん
ころん
私はころん兄に連れられ、さっきの部屋の前まで移動する
ころん
ころん兄は私の手をドアノブに置くと、「さあ」と言って背中を押す
弦月
私が恐る恐るドアノブを捻ると、そこにはマイクやパソコン、ギターや他にもたくさんの機材があった
弦月
私が目を輝かせながらぐるりと部屋を見て回ると、ころん兄が私の方を向いて口を動かす
ころん
ころん
ころん兄はニッと笑って言葉を続ける
ころん
ころん兄は私が持っている携帯を指す
弦月
私はまだ使い慣れていない携帯を操作して「すとぷり」と調べる
すると、たくさんの歌の動画が画面いっぱいに映し出された
弦月
私が一番最初に目に入った動画を聞き終わると、初めに出てくる言葉は感嘆に満ち溢れていた
その歌はいつもの少しふざけた感じとは違う声で、雰囲気で、私の心を魅了する
弦月
私はころん兄の方へ向き直ると、近くに駆け寄って思いのままを伝える
ころん
ころん
弦月
私は興奮したままの頭でころん兄に背を向け、リビングへと駆け出す
弦月
私が勢いよく扉を開け中へ入ると、驚いたみんながびっくりしながらこちらを向く
るぅと
莉犬
私がいつもより慌ただしいので、るぅと兄と莉犬兄が心配しながら近寄って来たが、私はそんなことは無視して話し出す
弦月
弦月
私はみんなに向かって今思っていることをありのままに伝える
私の言葉は拙くて、自分でも何を言っているか分からないくらいだったけれど
でも、早くこの気持ちを伝えたかった
さとみ
ジェル
私が話を終えると、みんなは照れくさそうに頬を染めながら笑っていた
るぅと
みんなが嬉しそうに頬を染める中、るぅと兄が私の方を向いて尋ねる
弦月
小学校の頃はあまり親の暴力も無くて、ただ純粋に笑えていた
だから歌も、みんなと一緒に楽しく歌えていた
これでも昔は歌が好きだったんだ
だけど......
弦月
そう言い切ると、あの頃の記憶が蘇ってきて私はぎゅと目を瞑る
すると、瞼の内側にいるはずもない影が現れて私を指さしながら呟く
「うるさい」 「大して上手くもないくせに」
「にこにこしやがって、気持ち悪い」
そんな言葉が頭の中で木霊し、心を蝕む
やめて...やめてよ....
あの頃の嫌な思い出が頭の中に濁流のように流れ込む
嗚呼、厭だ
もう、こんな事.....忘れたい
暗いよ、怖いよ....
莉犬
その瞬間、手が暖かい何かに包まれ混濁していた意識が元に戻る
まるで霧が晴れたような感覚があり、ようやく莉犬兄に手を握られていることに気づいた
莉犬
莉犬
莉犬
その言葉が頭の中に染み渡り、莉犬兄の表情と言葉の意味に心が震える
弦月
弦月
私は微かに潤んだ目を笑って誤魔化しながらお願いする
弦月
みんなは笑う私の顔を見て一瞬だけ悲しそうな顔をしたけど、すぐに笑顔に変わってみんなで部屋に向かった
久しぶりに歌った歌は歌詞も曖昧で音程もぐちゃぐちゃだったけど、みんなで歌えた初めての歌だから
私は最後まで一生懸命に歌った
弦月
弦月
コメント
3件
ウオオオオオ涙腺爆発(おまけに前髪も爆発)
うわ。涙出るじゃねーか。 見るの遅れたァァァァァァァァ!
続き楽しみです!