~Episode 2 ♡⃜~
ガタンッ…
S.m
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小窓から覗くと、 お腹を膨らませたり凹ませたりして 静かに眠っていた。
こんな可愛いのに、 店員を馬鹿みたいに引っ掻いてたからな…。
油断は出来ない。
リビングの隅っこへ静かに置き、 その横に座って猫の様子を見る。
しかし、なんであんなにも安かったんだろう。
他の猫獣人と比べれば、9000万は安かった。
なんか訳でもあるのかな…。
そんな事を考えながらボーッとしていると キャリーケースの中からガサッ…と音がした。
起きたらしい。
ピーンっと腰を突き上げ、腕伸ばし、 背伸びをしている。
しっかり猫だな。
S.m
蓋を開けてやるが、一向に出てこようとせず、 キャリーケースの隅っこで丸くなっていた。
まぁ、今無理に出さなくてもいつか出てくるだろう。
無理やり出させるのも 悪かったからそのまま放置しておく事にした。
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1時間後,,,◷
カサッ…
キャリーケースのすぐ近くにあるソファで パソコンを弄っていると、 猫が中からやっと出てきた。
凄く警戒しているようで、 1歩1歩踏み出すのも、とてもゆっくり。
S.m
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プライドの高そうな猫だな
S.m
S.m
S.m
S.m
S.m
S.m
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ん、?今どっちでもいいって言った?
いや、気のせいだよな。 猫の状態で喋るわけないし。
S.m
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S.m
⸜❤︎⸝lk
S.m
ちょっとキラキラした視線を送ると、 悩ましそうに頭を抱えた。
短い手で頭を覆っていて可愛い。
考えが纏まったのか、 すっと四足歩行で立ち、 その場に座る。
ぽふッッ…
白く薄い煙が出て、咄嗟に目を瞑る。
目を開くとそこには僕とそこまで 年の離れてなさそうな、顔立ちの整った 裸の男性が体操座りで座っていた。
S.m
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S.m
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S.m
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S.m
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ぽふッッ…
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また白い煙が出たかと思えば、今度は猫になり、 服を咥えて、隙間程度に開いていた部屋にすっと入っていった。
猫のくせにそういう所には気使うんだな。
服着るだけなんだけどね。
数分後、リノが先程の部屋から 人間の状態で出てきた。
S.m
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S.m
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S.m
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深刻そうな顔をして、お腹を抑え 断るリノ。
何か問題があるならそこまで追求は しないけど、気になる…。
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To be continued…♡
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